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THE BATTLE OF NHK HALL

GREATEST HITS LIVE
2001年夏、15年ぶりに復活を果たした甲斐バンド
NHKホールでの熱狂と眩暈のワンナイト・スタンドを遂に全曲完全CD化

● THE BATTLE OF NHK HALL-[Sep.27.2001]
THE BATTLE OF NHK HALL
  1. 破れたハートを売り物に
  2. ちんぴら
  3. きんぽうげ
  4. フェアリー(完全犯罪)
  5. 眩暈のSummer Breeze
  6. シーズン
  7. ナイト・ウェイヴ
  8. ビューティフル・エネルギー
  9. BLUE LETTER
  10. テレフォン・ノイローゼ
  11. 円舞曲
  12. STARS
  1. 安奈
  2. 裏切りの街角
  3. LADY
  4. 嵐の季節
  5. 氷のくちびる
  6. 翼あるもの
  7. 漂泊者 (アウトロー)
  8. HERO
  9. 観覧車’82
  10. 100万$ナイト
  11. シネマ・クラブ -1979年NHK HALL
  12. *アナログ・レザー[Secret Track on 11]

甲斐バンドとしてのツアー、その名も"BEATNIK TOUR2001"・・・黄金ツアーの再来である。
皆のその思いを形にしたかのようなセットリストが今ここに蘇る。
ステージはNHKホール、かつてロックバンドとして初めてNHKホールでコンサートを開いた場所としても甲斐バンドファンには御馴染みである。
そのステージをすっぽりCD二枚組に納めた・・・いや完全ではなかった・・・3曲目の"ダイナマイトが150屯"は収録許可が下りなかったようで未収録となっている。
その代わりと言ってはなんだが、最後にかつてのあのライヴから"シネマ・クラブ"が収録された。
さて、そのサウンドだ・・・。
なんと言うかこの日のステージを見て来ているワケだが、ビジュアルがない分余計な邪心(?)がないのか、すっきりと甲斐バンドのサウンドとして聞き入ってる自分がいる。
どうしてもツアーだと「この曲をなぜやらない」というこちら側の言い分を前に出してしまうのだけど、こうして形となってパッケージングされると、動かし様のない事実(現実)として受け取らざる得ないのか(^_^;;単なるファンになっている自分が良いのか、悪いのか・・・。
セットリストやその演奏スタイルはきっと1986年のPARTYから大きく違うハズなのに、どうしてもあの焼き直し感が消えない。
"テレフォン・ノイローゼ"はそろそろアコースティックはいいんじゃないか?とか・・・
まぁ、よそう・・・純粋なる甲斐ファンはあの日のステージであの頃を、PARTYを思い出して泣いたことだろう。
そういう思いも含めて、無論自分の甲斐モードも含めてだけどあの日のステージがほぼ完全な形で収録されたライヴアルバムは非常に価値があるものだ。
やっぱり、甲斐バンドには「マジック」がある・・・
一郎、松藤・・・そして大森。
そこにいるだけでといっては失礼だが、それぞれのキャラクターがいてこそ甲斐が生きてくるようなそんな感覚。
そしてこのツアーはかつての盟友佐藤英二もサポートギターで参加。
"きんぽうげ"で聞かせるツインリードや"破れたハート"でバンドメンバー以外でマイクスタンドの前に立って違和感がないのは、この人だけだと思っている。

このCDは曲順が通し番号になっている・・・それもアンコール番号までついて。
そうこのパッケージはあの日のあの空気を閉じ込めたNHKホールそのものなのかもしれない。
ワンナイトスタンドであった、あの会場のあの情熱を全ての甲斐バンドファンに。

Disc2-11=10'46"==>0'00"〜シネマクラブ  5'58"〜Secret Trackアナログ・レザー......thanx! Mr.POISON


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