流民の歌 |
震り絞る声、それは痛いほどロックだ。 洪水のようなアフリカン・パーカッションの波、 '80年、箱根の暑い夜を焦がし、武道館を揺るがした超熱狂ライヴ。 |
● 流民の歌-[Jun.5.1981] | |||
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◎ 暁の終列車-[Apr.21.1981] | |
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● 流民の歌-[Dec.12.2007] | |||
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何か急に出てきたようなイメージのあったアイヴ3枚組。 3枚組にして当時5000円でおつりがくるかなりリーズナブルなアルバムであったが他に特色がないといえばない。 それは実際のライヴイメージがつきにくく、個人的には寄せ集め・編集色の濃い内容でありそれほどよいアルバムをは思えない。 ライナーによれば箱根芦ノ湖畔('80.8.10)、愛知県体育館('80.12.5)、日本武道館('80.12.8/9)、大阪府立体育館('80.12.13)、福岡九電記念体育館('80.12.20)の6公演の音源で、箱根とDECEMBERS OUTLOWS 1980 FINALと銘打った12月のツアー後半のミックスになっているわけだ。 まぁ「汽笛の響き」は箱根音源、「100万$ナイト」は武道館の12/9の音源になるのだろうけれど、後は何だか・・・ それでも所々ではライヴで聞ける新曲の数々には感動した・・・ 「100万$ナイト」と重なる曲も多いがその中でも「汽笛の響き」、「荒馬」、「天使」の3曲は聞けて感激したものだ。 ライヴ盤の定義ってあるようでないかもしれないが、ステージを凝縮した内容であって欲しいと思う。 それが1公演を凝縮したものであれば言う事なしだがそうもいかないのも判るけどね・・・・・まぁ、希望ってことで・・ (その後、2005年にリリースされた「熱狂/ステージ」によって箱根芦ノ湖でのライヴはリリースされる事になるのだが) アルバムからのカッティングではないがシングル盤のみの曲として「暁の終列車」が発表された テンポよくお気に入りの作品。 「フィンガー」もアルバムテイクとテイク違い・・・だったハズ。 2007年12月に紙ジャケシリーズによる再リリース。 ボーナストラックは1曲(Disc Track 11)で「冷たい愛情」。 どのソースか不明だが、既発ソースでは「TEENAGE LUST」に1982年の武道館LIVEが収録されているので、そのソースかもしれない。 |