タフな感傷と刹那い純情をロックビートに織り込んだアンソロジー。 甲斐セレクションによる、必聴のベストロックアルバム。 |
● 少年の蒼-KAI YOSHIHIRO BEST SELECTION-[Nov.22.1995] | |
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◎ 風吹く街角-[Nov.22.1995] | |
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なんでこの時期にベスト盤なんだ??と思ったらまた古巣のEMIに戻ってきてる。 それでもってこの選曲である・・・何でだ・・・どうしたいんだ?? 「破れた〜」は Special Edit '95 となっているが「もういいだろう」って感じである・・・。 甲斐バンドの曲をリミックスするなら「バンド」レベルでやってもらいたいと思うんだよね。 なもんでどうせ作るならソロに入った以降の作品のベスト盤をセレクトしてもらいたかったってのが僕の本音。 この選曲でCDトレイに乗っけて聴きこむって事しないもの・・・。 このアルバムで聞き物といったら、とりあえず「破れた〜」のリミックス(結局は聴くでしょ・・性です)、「風の中の〜」のライヴ音源。 これは残念ながらオリジナルである KAI FIVEでのライヴ音源でなく再びソロになった後のツアーからのもの・・・。 どうせリミックスするなら「きんぽうげ '95」とかの方が面白くないだろうか・・・。 シングルは翌年1月にスタジオアルバムがリリースされるので、そのアルバムの名刺代わりっていうか「現在の甲斐はこんな感じ」のものだった。 こんなベスト盤より1発のシングルの方がインパクトあったのであった。 「風吹く街角」は「街角シリーズ」のものらしい・・(シリーズだったのか・・・) 日テレ系「FUN」などに出演、皆の耳に届けばヒットしてもおかしくないんじゃないかな・・と思ったけど・・ねぇ・・。 今の時代、何かのテーマソングとかキャンペーンソングでもない限りいきなりのヒットはないのかな・・というのが実感。 別に甲斐に大きなヒットがなくても構わないのだが・・・。 |