Back | Next

甲斐バンド12年戦争

今日のこの日を迎えるために1年半バンドで力を合わせてやってきた・・・・
サンキュー、じゃあね

● 甲斐バンド12年戦争-[1990]
甲斐バンド12年戦争 ACT-I:戦線布告-REPERT& FADE
ラヴ・マイナス・ゼロ
感触(TOUCH)

ACT-II:十二年戦争-KAI BAND
破れたハートを売り物に HERO
安奈
ダイナマイトが150屯
フェアリー(完全犯罪)
ブライトン・ロック

ACT-III:戦闘準備-LAST LIVE

ACT-IV:決戦-THE PARTY
BLUE LETTER
(甲斐インタビュー)
冷血(COLD BLOOD)
レイニー・ドライヴ
フジTV系「夜ヒット」で生出演した日の深夜甲斐バンドのスペシャル番組として放映されたもののビデオ化。
甲斐バンドの歴史を簡単ではあるが貴重な映像を加えてたどるヒストリー作品である。
なかでも圧巻なのは花園ラグビー場で行われた野外ライヴの模様で「破れたハート」が映し出されるが、観客が波打ってステージ前方へ流れていく様は後にストーンズのオルタモントの悲劇を引合いに出す程のコワイものある。この時のライヴは後に音源で広く知られる事になるが、押し寄せる観客をライヴの熱気を下がるのを承知で冷静に沈め後ろに下げさせる甲斐の言動などが当時のライヴの熱気、バンドの勢いを表している。
花園のライヴは甲斐バンドを語る際に避けて通れないライヴだけに、当時の映像がバックステージの模様を交えて公開されたコトに対して歓喜の声をあげずにいられない。
他に今まで公開されずにいた日比谷野外音楽堂でのライヴのシーンが流れたり、武道館における「HERO」「安奈」など嬉しいシーンが流される。 また冒頭に映しだされるはまさにバンドの解散を発表する甲斐よしひろであり、「バンドとしてやるだけのことをやってきた」という自身に満ち溢れた発言と「真夏の花火のようにぱーっと燃焼・・」という印象的な言葉を残し一言・・・「甲斐バンドは解散します」。
真夜中のパーティは静かな時間の流れのなか熱い12年の歴史に静かにそれでいて尚一層熱く燃焼していくバンドの演奏が始まっている・・・。
放映された時点では地方を回る「PARTY TOUR」は始まっており、その中から「感触」「BLUE LETTER」「冷血」「レイニー」が紹介されている。
HOME | Kai Menu | Discography
Back | Next
br>