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KAI ROCKUMENT BOX

ROCK+DOCUMENT、それがROCKUMENT。
1995年から5回に亘って繰り広げられた、
独特の空気とインスピレーションに溢れたLIVEを
豪華ゲスト陣の未収録映像を加え余すところなく収めた
白熱の6枚組DVD-BOX SET。

● KAI ROCKUMENT BOX-[Jun.26.2002]
KAI ROKUMENT BOX ROCKUMENT I GUITAR OF FRIENDS(※ダイナマイトが150屯は未収録)
[1995.April.27/28 May.30/31 June.29/30]

ROCKUMENT II - URBAN VOICES
[1996.June.28/29/30 July:12/13/14]

ROCKUMENT III - FEMALE NIGHT
[1997.April.25/26/27 May.23/24/25]

ROCKUMENT IV - HOME COMING
[1998.March.14/15 April.18/19]

ROCKUMENT V - Wonder Covers of the Night
[2001.November.23/24/27/28]

・ROCKUMENT EXTRA
  1. やせた女のブルース(土屋公平[ROCKUMENT V])
  2. おどるポンポコリン(坪倉唯子[ROCKUMENT III])
  3. 愛しのロージー(松尾清憲[ROCKUMENT IV])
  4. フィンガー(中山加奈子[ROCKUMENT IV])
  5. I(#2)(EAST END[ROCKUMENT II])
  6. あと何日?(もりばやしみほ[ROCKUMENT III])
  7. バランタインの日々(松藤英男[ROCKUMENT II])
・Special Extra
  • サタニック・ウーマン(松尾清憲[ROCKUMENT IV])[Key=1995]
  • きんぽうげ(坪倉唯子[ROCKUMENT III])[Key=08211013]
BEAT VISIONに入ってまず良かったと思える出来事は毎年行われたこのRockumentのビデオが会員限定でリリースされたこと。
カメラや音の類が我々観客に近い環境でのそのままを収録してくれたこと。
毎年ゲストを変えてテーマに沿って幾つかのパターンを展開していたが、その全部を観ることが現実的に無理なので、その中ひとつに絞って(日程、ゲストで絞るわけだ)観に行っていて、自分の見た日以外の情報を会報で得て、その一部でもビデオで観ることが出来る至福な状況だ。
Rockumentも2001年で5回を数え、その度にビデオを買い求めてはいたもののこの時代にビデオテープでは気をつかい、逆に複数回見ることを避けてたりしたので、ここいらで纏まってDVDで出るのはありがたい事だが・・・いかんせんダブリなわけだ・・・でも買ってしまうよね・・性だよね。
だったら、BOXセットで出すならば「あれ見たい!」と思うのも性。
自分のリクエストは坪倉嬢とのコラボレーションの「きんぽうげ」。
公式のページで行われたリクエストも善戦しながらもあえなく選曲からもれてしまったようだ・・・・よね・・・。
と思ったら甲斐はその意を汲んでくれたのか、エクストラディスクのさらなるエクストラに収録してくれた。
しかし、「こんな顔をしてたのか・・」とポンポコリンでTVで見た姿との違いに多少なりとも驚きを覚え、画面に見入ってしまった。
いやヘンだというのではないオトナの匂いがする・・・いい感じ。
このFEMALE NIGHT(III)で足を運んだのはEAST ENDの回で、本当は行きたかった坪倉嬢の回に行けなかった悔しさを今になって晴らしてくれたような思い。
もりばやし嬢のキュートな感じもいいなと思いつつ、自分が行った回の映像が後で見られるのは本当に嬉しい。
「フィンガー」のアレンジはJOAN JETT and HEARTBREAKERSの"I Love Rock'n'roll"まんまでちょいと気が抜けたが、女性ロッカーが甲斐の歌を歌うのはいい心地だ。まして選曲がシブいではないか・・・。
このRockumentで印象に残っているのは実のところ松尾氏の時なんだが、何年ぶりかで氏の「愛しのロージー」が聞けたこと、「サタニック・ウーマン」を生で聞けたことがこの上ない喜びだった。
思えばこのRockumentが始まって並行しつつもツアーが繰り出されながらも、ツアーの方に閉口していた自分にとってはこのRockumentがオアシスだった。
毎回変わるゲストにテーマ。
今年(今回)はどんな手を見せてくれるのか・・・。
パワステというステージもその魅力に輪をかけるような場所だった・・・だからそれが無くなると聞いた時、オアシスが無くなると思ったんだ。
4年連続の開催で幕を閉じてしまったRockumentは2001年に場所を変え、幾つかのホールで展開され新たな息吹を見せ始めた。
今後の展開に期待したい。
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