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HERE WE COME THE 4 SOUND
「最高の音(サウンド)と映像(スピリッツ)」が捉えた音楽ドキュメント [映画パンフレットより]
● HERE WE COME THE 4 SOUND-[1984]
HERE WE COME THE 4 SOUND
  1. レイニー・ドライヴ
  2. ナイト・ウェイヴ
  3. フェアリー(完全犯罪)
  4. きんぽうげ
  5. 感触(TOUCH)
  6. 裏切りの街角
  7. かりそめのスウィング
  8. テレフォン・ノイローゼ
  9. ランデヴー
  10. 冷血(COLD BLOOD)
  11. 翼あるもの
  12. 漂泊者(アウトロー)
  13. 港からやってきた女
  1. 観覧車'82
  2. ラヴ・マイナス・ゼロ
  3. 破れたハートを売り物に
TV放映された「完結編」は武道館の映像だったが、こちらは大阪城ホールでの映像。
「完結編」のエンディングで予告された映画(KAI BAND MOVIE)の中身がコレにあたる。
実際に一般公開され35ミリドルビーサラウンドシステムという鳴り物入りで公開され、監督は伝説の写真集「1982:BEATNIK」を撮影した井出情児がつとめる。
KAI BAND MOVIE! いきなりエンディングの「レイニー〜」は度肝を抜かれるが一度終わった部分から蘇る記憶を辿るようにライヴはまた始まる・・・
本当にバンドも観客も皆スウィングしてたライヴだった・・・・改めてそう感じさせる。
合間に挿入されるバックステージでの子供と奥さんとの一時や5日間連続の武道館公演の後に行われた幸運にも抽選に当たった1500人の目の前で開かれたギグ、そう黒澤フィルムスタジオのショットが納められほんのカットではあるにせよ松藤と一郎のアコーステッィクギターによる「TWO OF US」のショットや吉川晃司が弾けるショットなど見逃せない。
その黒澤フィルムスタジオでの「港からやってきた女」では中島みゆき嬢がクリスタルギターを抱えて競演する。
一旦舞台はPARTYに移るが「ラヴ・マイナス・ゼロ」で終焉を迎えたバンドは改めてシークレットギグでのステージ・・それが本当のファイナル(公的であるという意味)な演奏の「破れたハートを売り物に」で最後の方でスタッフらによって捧げられるバラの花でステージは覆われ戦士(ファイター)達は静かに真夏の夜の花火のように散っていったのであった。

2017年に「THE BIG GIG」と共にブルーレイ化されました。
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