1984年突如、甲斐よしひろを襲ったヴィデオ収録中のアクシデント その為一度も公開されず、長らく憶測と謎に包まれていた 幻の「フェアリー(完全犯罪)」を遂に完全収録 |
前半のTrack 7まではビデオでリリース済みで"HALF BREED"に収録されているソース。 DVD化して欲しかったもので、自分でビデオソースからDVDを作ったくらいなので、収録されて嬉しかった。 ただいくら甲斐バンドだからとはいえ、まったく見たことが無いソースは"I.L.Y.V.M"くらいかな。 改めてこのPVを見ると甲斐ってこんな声で歌っていたんだよな、って昔を思い出すような感覚になった。 当時良く聴いたものなぁ、この曲。 "スウィート・スムース・ステイトメント"も収録されて嬉しい曲 多分、MZA有明のライヴのTV放送(TVK)の後に流されていて全部見れなかったのが口惜しい思いでいっぱいだった。 ここでようやく全編見れて想いも適った感じだ・・・(実際そんな長く思い続けていた訳じゃないけれど) そうした想いが残る映像以外は断片的にも今までの作品に収録はされていたし、そもそもテレビのプロモーション用の映像な訳で、まるっきり未公開というものは無いと思う。(実際に録画しているし) 公式なソースに対して未発表という事なんだろうなぁ、いまいち説得力がないが・・・ "フェアリー"の完全版は見たことが無い様に思う。 ビデオに録画したものにグロっぽいシーンは無かったように思うし、何か編集があったのかもしれない。 KAI FIVE時代のPVだって入れりゃいいのになぁ、あれは別格なんだろうか? 少なくても"風の中の火のように"は作っていたのにね。 そういうキャリアを分けてしまうのが残念である。 DVD片面2層で71分・・・製作されたPVを全て収録してもいいもんだが。 このDVDの面白いところは実は本編の内容よりも、副音声で甲斐を含め井出情児、松藤英男らのトークではないだろうか。 「無法者の愛」に台本があった事を甲斐が知らなかったり、無法者の愛に出演している少年の起用について「甲斐好きの兄を見返したい」と「左利きだった」という話は面白い。 こうした短編を幾つも作って映画にしたかったなどの裏話が興味深いですね。 |