Live Review
Last up_date:2016/8/14


Select Live

Kai Band | Kai Yoshihiro Solo-1 | KAI FIVE | Kai Yoshihiro Solo-2


1980.12.08 - Circus & Circus -
日本武道館


  • きんぽうげ
  • 地下室のメロディー
  • 涙の十番街
  • 一世紀前のセックスシンボル
  • 嵐の季節
  • カーテン
  • 安奈
  • 二色の灯
  • 最後の夜汽車
  • 天使-エンジェル-
  • 氷のくちびる
  • ポップコーンをほおばって
  • LADY
  • HERO
  • 翼あるもの
  • 漂泊者-アウトロー-
  • 100万$ナイト

ツアータイトルが判らなかったのですが教えて頂きサーカス & サーカスとの事です。
ありがとうございました。m(_ _)m
友人と見に行ったのですがオープニングで「きんぽうげ」をやらないのかもしれないと、聞かされていたんで残念に思っていました。
そうしたらいざ客電が落ち聞こえてきたのはパーカッションと鳥のさえずり・・・。???
ドラムが始まりカウベルまで叩いている・・・・「何の曲だ??」と思ってたら「きんぽうげ」・・・・・たまげた。
友人の弾く「きんぽうげ」であらためて甲斐を聞く様になったのでこの曲には特別の思いがありました。
もう、セットリストは覚えていないが初めて生で見た「甲斐バンド」だった。
(単行本"BEATNIK 1981-1986"で調べて判りました・・・)
強烈に印象が残っているのは「二色の灯」だった・・・・・ステージ前方に置かれたイスに座って、会場に響いたアコースティックの旋律と甲斐の切ないボーカルにゃ涙モノだった。 この時のライヴがNHKで放送になったんだよね・・・。

1985.4.1- BEATNIK TOUR 1985 -
新KOKUGIKAN(両国国技館)


  • 野獣
  • ランデブー
  • キラーストリート
  • ダイナマイトが150屯
  • フェアリー
  • ボーイッシュ・ガール
  • 悪夢
  • ナイト・ウエイブ
  • 荒野を下って
  • ブルーレター
  • ラヴ・マイナス・ゼロ
  • Try
  • デッド・ライン
  • 冷血 - COLD BLOOD -
  • 氷のくちびる
  • ポップコーンをほおばって
  • 翼あるもの
  • 漂泊者(アウトロー)
  • きんぽうげ
  • 無法者の愛
  • 観覧車
  • 破れたハートを売り物に

このセットリストを見ると唸ってしまいますねぇ・・。こういうアルバムツアーはやはりこうでなきゃ、です。
「荒野をくだって」とか聞きたいですねぇ・・・・いい曲です。
しかし、四角な空間のスタンドで見降ろしたステージや桝席で踊るファンをいちいち感動していたライヴだった。
ステージの見栄えとしては難しい位置だったような記憶があるけれど、大好きなアルバムのツアーでもあって大満足した日でした。
確かこの日は追加公演だったと思います、歴史的なライヴを見る事が出来て嬉しいです・・・・。
(セットリストの情報を頂きましてありがとうございました。 - Mr M.Ishizuka -)

1985.12.4- BEATNIK TOUR 1985 -
日本武道館


  • キラーストリート
  • デッドライン
  • きんぽうげ
  • ダイナマイトが150屯
  • どっちみち俺のもの
  • ボーイッシュ・ガール
  • 東京の冷たい壁にもたれて
  • フェアリー
  • 悪夢
  • ナイトウェイヴ
  • 夜のスワニー
  • 街灯
  • ラヴ・マイナス・ゼロ
  • 地下室のメロディー
  • ポップコーンをほおばって
  • 冷血
  • 翼あるもの
  • 漂泊者(アウトロー)
  • ランデヴー
  • 港からやってきた女
  • 観覧車
  • HERO

このセットリストも怪しいもんです・・・わははは(^_^;;
しかし、4月のライヴも印象に残り「さぁ、これからはずっとバンドを見るぞ!!」と意気込んでいた時期で・・会社に入ってやっと慣れて忙しさの合間にも余裕が出始めた時期だったのだ・・。
しかし、武道館の席に置かれた86年ツアーのDMハガキも空しく解散のニュースが後に流れるとは思いもしなかったのでした。

1986.6.23/24/25/26/27:PARTY -
日本武道館


  • ナイト・ウェイヴ
  • フェアリー
  • ブルーレター
  • HERO
  • 感触-Touch
  • きんぽうげ
  • 裏切りの街角
  • 地下室のメロディー
  • シーズン
  • かりそめのスウィング
  • 最後の夜汽車
  • ランデヴー(25日:氷のくちびる)
  • ポップコーンをほおばって
  • 冷血- COLD BLOOD -
  • 翼あるもの
  • 漂泊者(アウトロー)
  • テレフォン・ノイローゼ
  • ダイナマイトが150屯
  • 安奈
  • 観覧車
  • レイニー・ドライヴ
  • ラヴ・マイナス・ゼロ
客席頭上にあったKAI BANDの文字
この日が来るなんて思ってもいなかったです。
もう解散が発表されてからソワソワしてしまって仕事どころじゃなかったです。
結局、現かみさんとチケットを取って5日連続見に行ってこの目にいつまでも止めておこうと考えていったのでした。
5日あるんで最初はリラックスしてたし、セットリストも結局1曲だけ25日だけ違うだけのモノでしたので、本来は飽きるモンですけどまったくそういう事はなかったです。
一日一日違うバンドを見るかの様に1曲1曲をかみ締める様に見つめて叫んでいました。
天井には「KAI」「BAND」の文字が写しだされていて(最終日に気が付いた・・・ずっとステージばかり見てたもんで・・上の写真がそうです)。
最終日電光掲示板にテレビで流される旨のメッセージが流れると会場は絶叫した。
この27日の武道館はものすごい空気が流れていた・・最後のバンドを目に焼き付けようとするファンで埋め尽くされ、開場前の武道館前も、開演する前の客席も・・すごかった。
客電が落ち「25時の追跡」が流れ始まる「PARTY」・・・・・・・流れるイントロ「ナイト・ウェイヴ」、甲斐の第一声も変わらず・・何も変わらず・・そしてパーティは始まった。

1996.8.10 - BIG NIGHT at POP STOCK -
POP STOCK


  • 三つ数えろ
  • きんぽうげ
  • 一世紀前のセックスシンボル
  • 氷のくちびる
  • ポップコーンをほおばって
  • 街灯
  • 一日の終わり
  • 裏切りの街角
  • 安奈
  • LADY
  • 観覧車
  • HERO
  • 翼あるもの
  • 漂泊者
  • 冷血
  • 100万$ナイト
  • ティーンエイジ・ラスト
  • 港からやってきた女
  • 破れたハートを売り物に
  • 嵐の季節

今年の "ROCKUMENT II:URBAN VOICES" は松藤、大森がゲストで興味はあったのですが・・かみさんが行けない状況だったので一人で行かなかったんです。
で、このライヴも始めDM見た時に「ふーん、またやるのか・・かみさん行けないだろな・・」と・・(次男が生まれたばかりなので・・・)。
そのままほおっておいたDMを何の気なしに見直したとき「Kai Band」のロゴにビックリした・・。
「これって甲斐バンドじゃん・・」・・・次の日に申し込みをしたのは言うまでもないです。
今回はかみさんじゃなく姉と行く事にしました。姉は甲斐バンドとなると見なきゃという人なのでした・・・。
およそコンサート会場というにはちょっと違う・・有明のビックサイト・・。入り口近辺に行ってもライヴの開催って雰囲気ではなかった・・それは残念。そういう雰囲気が味わえるってのも足を運ぶ意味があるってもんです・・・。
この日の僕自身の目玉は松藤選手「一日の終わり」です。実際に甲斐とのコーラスが聞き物でして・・ライヴでもちゃんと再現されていて心地よかったです。
「冷血」はやはり甲斐バンドでないとカッコつかない歌であると実感しました。・・実際バンド時代の曲はソロでは別物になってしまうしね。
10月に武道館があるっていう「安心感」から余裕を持って見ていられました。
しかしパンフレットが高すぎ・・・・・ありゃ、無茶です・・・製本は奇麗でしたけれど・・。

1996.10.12 - BIG NIGHT -
日本武道館


  • 三つ数えろ
  • きんぽうげ
  • 一世紀前のセックスシンボル
  • 氷のくちびる
  • ポップコーンをほおばって
  • 街灯
  • 一日の終わり
  • 裏切りの街角
  • 安奈
  • LADY
  • 観覧車
  • HERO
  • 翼あるもの
  • 漂泊者
  • 冷血
  • 100万$ナイト
  • ティーンエイジ・ラスト
  • 港からやってきた女
  • 破れたハートを売り物に
  • 嵐の季節

POP STOCKで見てしまってはいたけれど、やはりそこは「武道館」!!。
受ける印象も違うってもんです・・さすがに開演前の武道館周辺は往年のファンもいっぱいだしね。
「現在の甲斐バンド」って消化された曲にもあるトコまでは馴染み、フルメンバーでの「バンド」ってのがやはり一番なんだなぁと思いました。
どうしてもソロで「安奈」とか「HERO」をやっても「甲斐バンド回帰」にしか思えなかったのですが、こうしてバンドでやってるのを見ると「これだよ、これなんだ」って結局バンドを求めてる自分に気がつきます。
KAI FIVEである意味こなれてきた時期がソロのピークなのかなと思ってたんですけど、あのままFIVEの曲を突き詰めていったら多少は甲斐バンドっていうデカイ存在の呪縛から逃れられたのかもしれなかったね。
ま、極論ですけどね・・

2001.05.06 - SOUND WALKER -
SHIBUYA Q-FRONT


  • 安奈
  • 漂泊者-アウトロー

KAI BAND

久しぶりに甲斐バンドとしてラジオ出演
原千晶嬢によるニッポン放送が若者のメッカ渋谷のQ-FRONTより発信する番組に生出演、そして甲斐バンドのミニライヴという嬉しい内容。
番組構成自体はよくありがちなヒストリーをさらうコメントがあったり(何と'96年復活時のアーチストのメッセージがあたかも現在のメッセージのように言われたのはチョット悲しい)、発売間近なニューアルバム「夏の轍」よりのオンエア、コメントがあり、いよいよミニライヴが始まり通常のライヴスペースでは考えられない至近距離で甲斐バンドの熱い演奏に感動した。
ちなみに演奏スタイルはアコギによるものだったが、松藤はしっかりとドラムを叩いていた(かなり絞れているな)
実のところ放送の前14:00頃にリハが行われた際に誰もいない観客席で見させて頂いた。
一郎がスタッフにダメ出しのお願いをしつつも、大森さんも含めた甲斐バンドはそつなく演奏予定の2曲を歌い上げた。
甲斐さんにはほんのちょっと挨拶出来るコトも出来、放送後に行われた記者会見にも同席させて頂き夢のような一日だった。
プレス向けにはリリース前のプロモーションCD(5曲入り)、サンプルカセット(全曲)それに全曲の歌詞がついたプレスキットが配布された。

2001.06.24 - BEATNIK TOUR 2001 Do you beat? -
SHIBUYA AX


  • 破れたハートを売り物に
  • アナログレザー
  • ちんぴら
  • ダイナマイトが150屯
  • きんぽうげ
  • フェアリー(完全犯罪)
  • 眩暈のSummer Breeze
  • シーズン
  • ナイト・ウェイヴ
  • ビューティフル・エネルギー
  • BLUE LETTER
  • テレフォン・ノイローゼ
  • 円舞曲(ワルツ)
  • 安奈
  • 裏切りの街角
  • LADY
  • 嵐の季節
  • 氷のくちびる
  • 翼あるもの
  • 漂泊者-アウトロー
  • HERO
  • 観覧車'82
  • 100万$ナイト

ギリギリまで行くか迷っていたライヴだったが、珍しく姉が半ば強引にチケットを購入、後押しされながら当日を迎えた感じ。
場所は新スポットSHIBUYA AX。一週間後にやるNHK HALLの右手に位置したライヴスポットだ。
会場の雰囲気はBLITZやON AIRなどのライヴハウス?という感じで一角にビールなどの売り場もあって、いい感じの会場。
中に入ると程よく狭い、ほとんど当日チケットと変わりない整理番号ながら一段上がったCブロックはステージを見渡せる良いポジションだった。
どうやらこのツアーは毎回セットリストを変えてくるスペシャルがあったようで、この日のスペシャルは「アナログレザー」だったらしい。
他の基本構成は多分どこの会場も同じなのだろう、関係者向けに配られた当日のセットリストからもそれが伺えた。
それにしても新曲が少ない・・・・それが残念。甲斐バンドとしての定番が定番位置にぴったりと来る構成で、かつてのファンもそのまま手放しで楽しめる構成だったかもしれない。
しかし甲斐バンド解散からも追いかけてる僕らから見てみると何とも味気のないセットリストだった。
これが現在の甲斐バンドで消化しきった曲の押し出すパワーは分かるが、他の曲でそれを見せてもいいのではないだろうか?
なぜ毎回の定番を定番そのままで持ってくるかが疑問・・・そして不満だった。
とは言うものの自分にとってのツアー初日である内容では楽しめていた、特に「眩暈」におけるライト効果は席の都合でちょっと切れて見えてはいたが効果的でぜひ次回のNHKホールでは全身に浴びたいライトだった。
話が前後してしまうがオープニングでいよいよって時にようやくマイクが運び込まれセットされる「破れたハート」良い演出というか計算。
そこに立つメンバーもソロの所が大森さんじゃないのが少しさびしい気もしたが、逆に佐藤氏である意味も実は深い。
それぞれが、もちろん自分も歳を重ねているけれど重ねてきた分の安定感というか重みを感じた曲でもあった。
新曲はまだ皆がノリきれていないがライヴには映える曲で是非ともアルバムの曲をもっと聴きたい気持ちにさせてくれる。
自分の中でスペシャルだったのは「ちんぴら」であり、「円舞曲」であったワケだがこうした予想外のセットリストならば大歓迎だ。
翌週のNHKホールに思いを寄せながらも「100万$ナイト」で感動の終幕。

2001.06.30 - BEATNIK TOUR 2001 Do you beat? -
NHK HALL


  • 破れたハートを売り物に
  • ちんぴら
  • ダイナマイトが150屯
  • きんぽうげ
  • フェアリー(完全犯罪)
  • 眩暈のSummer Breeze
  • シーズン
  • ナイト・ウェイヴ
  • ビューティフル・エネルギー
  • BLUE LETTER
  • テレフォン・ノイローゼ
  • 円舞曲(ワルツ)
  • STARS
  • 安奈
  • 裏切りの街角
  • LADY
  • 嵐の季節
  • 氷のくちびる
  • 翼あるもの
  • 漂泊者-アウトロー
  • HERO
  • 観覧車'82
  • 100万$ナイト

結構前かな?と思ってたシートはオーケストラピット席を考えていなかった分適度に真中の席だった。(^_^;;;
このホールは音が良いと思っているので演奏をより楽しめると凄く楽しみにして行った。
しかし相変わらずのセットリストで面白味には欠けるのではないだろうか?このライヴはビデオ収録されWOWOWで放送する事になっている。
そんな背景もあるのか定番、定番しているライヴツアーだと感じていた。
しかしこのNHKホールでは自分の願いが叶ったステージでもあった・・・そう「STARS」だ。(この曲がこの日のスペシャルだ)
新たなアルバムを聞いて生で演奏を、歌声を聞きたいと思った曲に出会える感動はやはりすばらしい。
こうした感動をもっと与えて欲しいのだが、贅沢な話なのだろうか?
定番曲はそれはそれで良しとは思う、今は何よりも甲斐よしひろではなく甲斐バンドなのだから、バンドの持ち歌をやって悪いワケはない・・・・でも、あえて何でまだこの曲達なんだろうか?という疑問は残る。
セットリストを見渡すとバンド解散で残された映像・・・PARTYなどと変わらぬ構成。
無論演奏スタイルや背景は変わるものの何か釈然としない気持ちも確かにある。
期待していた「眩暈」でのライト効果はなぜかこのホールではやらなかった・・・なぜだろう広さもあってあの真夏のギラリとした光のスパーク?が見られなかったのはこの曲のステージでの魅力を半減させてしまったようにすら感じた。
「100万$ナイト」ではミラーボールの回りが悪く何ともつっかえつっかえでようやく回っている感じ、それがちょっと残念ながらこの曲ばかりは定番の定番であっても満足のいく曲。
逆にこの位置にないとさびしいのかもしれないな、贅沢言ってますね。
いずれにしてもこの日のベストテイクは「STARS」であった事は間違いないようだ、放送やオフィシャルリリースが待ち遠しい。

2007.12.12 - ONE NIGHT STAND -
品川ステラ・ボール


  • 破れたハートを売り物に
  • らせん階段
  • ランデヴー
  • ナイト・ウェイヴ
  • ビューティフル・エネルギー
  • BLUE LETTER
  • 裏切りの街角
  • 安奈
  • 嵐の季節
  • 氷のくちびる
  • 翼あるもの
  • 地下室のメロディー
  • ポップコーンをほおばって
  • 漂泊者
  • きんぽうげ
  • HERO〜ヒーローになる時、それは今
  • 観覧車'82
  • 100万$ナイト

このライヴを知ったのは、紙ジャケリリース直前で2001年のリマスター盤がオークションサイトで出回るのではないか?と探していた時だった。
「えっ!ライヴ?甲斐バンドで?」
そこにあったのはFC優先の案内の紙(もう転売してるヤツがいるよ・・・と思ってしまった)で、急いで情報収集したら12/12に品川のステラボールという小さなホールでやるというものだった。
チケットはプレオーダも発売初日も惨敗。ライヴで甲斐が言っていた通り、「5分で完売」状態だったのだろうと思う。(FC優先だけで殆ど埋まってしまったんじゃないだろか・・・)
FCを辞めてしまった今となっては仕方がないが、流石にヘコんだ・・・・そこに生中継の情報が!MUSIC ON TV様様である。
お陰で生体験は出来なかったが、後追いのライヴ体験が出来たのだ。
全体的に見ると甲斐バンドのベスト盤的な内容になっている。同日発売の「甲斐バンド・ストーリーII」と同じかと言えば違うのだが、殆ど同じ選曲になっている。
甲斐の声は若かりし頃よりは出なくなってしまっている所が残念だが、あの頃とまったく同じ声が出ていても気持ち悪いので、年輪を重ねた円熟味という事でOKなのかもしれない。(ちょっと寂しいけどね)
松藤はBIG NIGHTの時の様にドラムはJARAHに任せ、主にアコギと素晴らしいコーラスを聞かせていた。一郎は1996年の頃の様にアンパンマンになってはいたが、相変わらずシャープなギターを聞かせてくれている。
サイドを固めるのは佐藤英二のギター、パーカッションのマック清水(年とったなぁ)、鈴木明男(こんな顔してたのか)サックス、すっかりバンマスの坂井紀夫のベース、前田のキーボード。何だかすげぇメンツ。甲斐バンドのライヴで欠かせないメンバーだった方もいて、それぞれが円熟味を高めた演奏で安心して聞いていられる。
ライヴのタイトル「ONE NIGHT STAND」の言葉どおり、一夜限りでは勿体無いとは思うが、大森さんが居なくなってしまった今、かつての甲斐バンドをそこに求めるのは厳しい話ではある。松藤もドラムを叩かないしね・・・それは凄く残念。
選曲もベタベタな定番だけじゃなく、アルバムの色々な曲をセレクトしてくれるライヴ展開ならば良いのだけど・・そうもいかないだろうし。
いずれにしても甲斐ソロツアーでバンドの曲をやるよりは、甲斐バンド名義のツアーで思い切りやってもらった方が納得出来ると思うので、バンド名義のツアーがあれば今後も行くつもり。(今回はチケットが取れなかったけれど)

2008.10.4 - BEATNIK TOUR 08-09 THE ONE NIGHT STAND -
大宮ソニックシティ・大ホール

  • 胸いっぱいの愛
  • 感触-TOUCH-
  • らせん階段
  • 地下室のメロディー
  • シーズン
  • ナイト・ウェイヴ
  • ビューティフル・エネルギー
  • 裏切りの街角
  • 安奈
  • 嵐の季節
  • カーテン
  • 氷のくちびる
  • 翼あるもの
  • ポップコーンをほおばって
  • LADY
  • HERO〜ヒーローになる時、それは今
  • 漂泊者
  • 破れたハートを売り物に
  • きんぽうげ
  • 観覧車'82
  • ラヴ・マイナス・ゼロ
  • 街路
  • 100万$ナイト

※左の曲目は順序がわからなくなってしまったので、思い出して差し替え継ぎ足したような内容です。

今回のツアーは甲斐バンドという事もあって、大宮ソニックシティと国際フォーラムのチケットを押さえたのだが、外せない用事が出来てしまって国際フォーラムは諦めた。
なもので、ツアー初日の大宮で一球入魂という感じで観に行った。
正直、昔ほどの高揚感も出てこず開場が始まった後に大宮に到着、急ぐ事もなく開場入り・・グッズの列にうんざりしそのまま席に着いた。
本来なら定刻開演前10分という時間・・・落ち着いていられない時間だ。まぁKISSのライヴでさえ開演スタートを切ったと同じSEが流れている頃に席に急ぐなんて事もあって、以前の高揚感はこれら長年ファンを続けているバンドについては希薄になってしまったようだ・・・。ちょっと寂しいが。
さて、そんな中ではあったが余計なMCは極力無く、甲斐バンドらしいクールなライヴを期待していたのだが、何年ぶりだろうか・・・甲斐のライヴで本当にお腹いっぱい幸せな気分になったのは。

かなり往年のアレンジに近いスタイルで演奏してくれたので、物凄い嬉しいライヴとなった。
1階の最後列中央にはビデオカメラが1台あったので、ビデオシューティングではないにしろ、記録用では録っていたのだろうと思うが、甲斐バンドファイナルというツアーなので、ぜひ形に残して欲しいものだ。
左に曲目を伏せてしまっているので、ここで曲名を挙げるのは適切じゃないだろうから伏せておくとして、曲に入る前のSEがアルバムの様に流れたのは正直ゾクっとした。
JAH-RAHとMac鈴木によるパーカッションで始まる例の曲達はかつて武道館で見たステージを思い出した。
思い描いた通りの曲展開になるが、アレンジがまさに甲斐バンドなので違和感が無い。(まったくの過去の焼き直しではないが、スピリッツとでも言うのか・・・空気感が甲斐バンドなのだ)
クリスマスソングな有名曲でさえ、近年聞いていたアレンジではなく、アルバムを聞いているかのようだった、それはまたしっとりと耳に入ってくるものだった。
一郎と佐藤英二の登り詰めていくようなツインギターソロ、徳広裕の魅惑のサックスはあるべき曲のスタイルを形作っていた。これが本当に嬉しかった。
※徳広氏は大都市のみの参加の様子。
しかし・・・
甲斐がしきりにステージ袖のスタッフに指示?をしているのがしきりにあり、モニターの具合なのか、マイクの具合なのか?何に苛立っているのか判らなかったが、持っていたマイクスタンドを床に叩きつけていたのが気になった。
PAから流れ出る音は決してバランスの良い音ではなかったが、良ホールなのでもうちょっとコントロール出来てれば良かったのになぁと思った。
一郎のギターが聞こえ過ぎたり、逆に聞きたい所で聞こえなかったり、甲斐の声が聞こえにくかったり・・・そうそう100点満点の状態を見た事は無いが、ライヴの内容が良かっただけに惜しかった。
バンドのバランスは申し分なく、流石と言えるものだ。今はステージにその楽器が無くても「音」が再現出来てしまうので、何だかカラオケチックに見えてしまう事はあるけれど、松藤の縦笛も健在で押さえているところは押さえてるって所か・・・(大したことじゃないけど)

MUSIC ON TVで生中継されたビデオも何となく「今のアレンジメントされた甲斐バンド」と思ってしっかり見ていなかったんだけれど、昨年のONE NIGHT STANDより一層昔の甲斐バンドっぽさがあって、これがこれで終ってしまうのはどうにも惜しい。
今日(10/3)現在で追加公演が発表されているが、ぜひとも武道館でファイナルをやって欲しいものである。(関西の方には城ホールでね)
どこかまた見に行こうかな・・・・

2008.12.7 - BEATNIK TOUR 08-09 THE ONE NIGHT STAND -
武蔵村山市民会館 さくらホール

  • テレフォン・ノイローゼ(アコースティックStyle)
  • 胸いっぱいの愛
  • 感触-TOUCH-
  • らせん階段
  • 地下室のメロディー
  • シーズン
  • ナイト・ウェイヴ
  • ビューティフル・エネルギー
  • 裏切りの街角
  • 安奈
  • 嵐の季節
  • カーテン
  • 氷のくちびる
  • 翼あるもの
  • ポップコーンをほおばって
  • LADY
  • HERO〜ヒーローになる時、それは今
  • 漂泊者
  • きんぽうげ
  • 観覧車'82
  • 最後の夜汽車

※もう以前の様にメモするなど記録をしながらという感じでライヴを見ていないので、その時を余計な神経使う事なく楽しんでいます。記憶を辿って記録はしていますが、詳細が正確であるか自信ありません。(曲順も含め)。
さて、本ツアー2度目の参戦。(フォーラムに行けていたら3度目か?いや、行ってたらココには来ていなかったかもしれない)
今回MCで甲斐も言ってた通り、前回のライヴはモニタの件もあって不本意なものであったに違いない。
自分ももっと凄いものが見れるのでは?と思っていたので、大宮だけで終らせるのは余りにも惜しい内容だった。
ソニックシティでのライヴは全部が悪かった訳ではない、むしろ全編を通して感動しまくっていたといっても過言ではない状態だった。(それだけにモニタ等での苛立ちは一触即発的な危機感が見え隠れしていて、ハラハラさせられて集中出来ない部分もあったのは確か・・・一触即発であったかは別として)
フォーラムへの参戦がチケットをおさえながらも断念せざる得なくなったので、武蔵村山への参戦の背中を押してくれた姉の連絡は渡りに船と言った状態だった。
実際の所、チケットを即効で購入手続きをしたところまでは良かったのだが、よくよく公式サイトのツアースケジュールを見直してみると、そこには「アコースティック・スタイル」のアイコンが・・・ソニックシティの出来が完全では無かったので、もう一度通常ステージを見たかったのだが、アコースティックか・・・という感じ。
ただ勢いもあるし、甲斐バンドで武道館をやらずにして「ファイナル」はあり得ないだろうという思いもあったので、最後はいつか実現するであろう武道館公演に夢を託して、この武蔵村山でのアコースティックスタイルを受け入れようと思った。

実際にはネタバレBBSなどをナナメ読みすると、途中から完全に通常スタイルになっているというので、これは両方楽しめて両得だったかも・・・と思うようになっていった。そして当日である。

「武蔵村山市は鉄道が通っておらず、交通アクセスは立川駅などからバス路線を利用するのが一般的」というロケーションからクルマでの移動を考えていたのだが、周辺に駐車場らしきものが見当たらない所に不安があった。
そこらに停めておけるとも思えないし、どんな所なんだ?って感じ。一緒に行く姉は「何とかなるでしょ」的な楽観視の状態、同じB型、姉弟とは言えクルマを出すこっちの気にもなって欲しいものである。

予定よりはちょっと早く迎えに着いてしまったのだがお茶でも飲んで・・なんてゆっくり出かける気にはならなかったので、そのまま会場に向かった。
ナビが指す方向はずっとまっすぐだ・・・がしかし、しばし進んだ所で既に渋滞・・・。
先行き不安・・・だって既に何分も経っているのに・・・姉の家からクルマで30分を示していたナビは一向に距離を短く表示をしていない。
間に合うのか・・・一時の焦りの時間帯を越えスムーズに流れるようになったが、町並みはどんどん簡素になっていった。
ようやく曲がる交差点位置となり道を進むと同じようなファンのクルマが前を数台走っている、たぶん、いやこんな時間帯にこんな場所でクルマで往来する訳がない。
市役所入り口の信号で曲がると、やはり・・・しかしそこには「甲斐バンド公演駐車場」と書かれた駐車場が用意されていたのだ。
なんだよ・・・気をもむ必要なかったじゃん・・・しかもタダだしな。
無事クルマも停められ、すぐに会場には入らず周りを歩いたのだが一服出来る所は皆無。。。コンビニでビールを買ってホールに戻ると、家並みの先にはオレンジ色の空に影となって見える富士山があった。
出かけにも澄んだ空に見えた富士山も綺麗だったが、こうしたシルエットも美しい姿だった。なんだかこれだけでここにいるのが良かったと思えている自分がおかしかった。お楽しみはこれからなのだ。

さて前置きがとてつもなく長くなったが、ライヴは物凄く良かった。
ちょっと選曲的にコンパクトになってしまってはいたが、オープニングでのアコースティックスタイルで演奏された曲は、PARTYを彷彿させるものだったし、それが終えて「アコースティックはここまで!」と言い切った甲斐にもビックリした(笑)。
すぐに全開となったライヴとなり、ちょっと長いMCを除いて会場のノリも良くいいライヴになった。
自分の周りだけだったのかもしれないが、年配の夫婦が多く通常は座っているんだけど、甲斐バンドの定番の定番という曲になると立ち上がって拍手喝采をしている姿を見て、なんだか微笑ましくなった。
まぁちょっと拍手のタイミングなんだか、リズムがヘンだったりするのだが、それはご愛嬌である。
そのリズムをしばらく自分追いかけていたら、自分の拍手も釣られてズレていたのには驚いた。

アンコールは1回だけ、エンディングの曲もアレではなかったのだが、それは逆にスペシャルな曲でのエンディングとなった。
既に武道館公演も決まり、勿論チケットもおさえ、その日を心待ちにしているのだが、とても良いライヴを見させてもらった。
やはり自分にとって甲斐バンドというのは特別なバンドなのだ、と改めて思ったライヴだった。

さてファイナルはどうなるか・・・。

2009.2.7 - BEATNIK TOUR 08-09 THE ONE NIGHT STAND TOUR FINAL-
日本武道館

  • きんぽうげ
  • 感触-TOUCH-
  • らせん階段
  • ナイト・ウェイヴ
  • シーズン
  • ビューティフル・エネルギー
  • カーテン
  • シネマクラブ
  • 裏切りの街角
  • かりそめのスウィング(アコStyle)
  • 安奈
  • 嵐の季節
  • 地下室のメロディー
  • 氷のくちびる
  • ポップコーンをほおばって
  • 翼あるもの
  • 漂泊者
  • LADY
  • HERO〜ヒーローになる時、それは今
    -Encore-
  • 25時の追跡(スクリーン:大森)
  • 胸いっぱいの愛
  • テレフォン・ノイローゼ
  • 観覧車'82
    -Encore-
  • 破れたハートを売り物に
  • ラヴ・マイナス・ゼロ
  • 街路
  • 100万$ナイト

開演前入り口

開演前

終演時
上:開演前武道館に見る久しぶりのKai Bandの看板。
感慨深いものがある・・・・。

中:武道館の天井にはKai Bandのロゴが映し出されていた。
思えばPartyの時にもKAI BANDの文字があったなぁ。

下:怒涛の100$ナイトを終えて歓喜極まる武道館。
いつもながらミラーボールが美しく、切ない。
甲斐バンドの武道館・・・特別な感じがする。
THE ONENIGHT STAND TOURもここ武道館でファイナルを迎える。
今回のライヴは開場15:00(!)、開演16:00(!!)という驚きの早さで、少々出遅れて武道館に到着すると、アリーナ入り口に紺地の大きな[Kai Band]とロゴの入った看板が我々を迎えてくれていた。
グッズ売り場も盛況で何やら武道館バージョンのものも出ているようだ・・・前回、TORIKOでCOOLなTシャツを買ったのでこれらはスルーする事にした。
看板前には携帯で写真に収めるファンが立ち止まりプレミアムシート(そんなのあったんだ・・・そういえばアリーナのセンターにヘンに列が前にあいたシートがあったけれど、あそこかな?)への入場を妨げる感じになっていて、係員がしきりに叫んでいたのが何だか可笑しかった。
すぐには中に入らないでビールを飲みながら武道館の姿を綺麗な青空を背景に眺めていた。
もう10分前ってコトでそろそろ中に・・・と階段を上って会場入り・・・今回は南東2階A列なので、2階席最前列だ。
2階の最前列って初めてなので、とても嬉しい反面どうも立ち見禁止区域らしくちょっとそのあたりが気掛かり。
座ってみるとステージを斜めから見下ろす感じで、ステージ全体も見渡せいいポジションだ。狭いけど・・・
スタンド席はほぼ満席、ただ東西の席の北よりの何席かは黒幕が敷かれ潰されている、北西北東、言わずもがな北もだ。
その東西の潰されたラインに合わせてステージの前方のラインが出来ており、通常のライヴよりステージが大きい印象がある。
そして気になったのがアリーナの席配置。ステージ前には広大なスペースをカメラ用に割いているように見える。前から大きくA1〜11ブロックで14ブロック横8縦12の様子。
またまた広すぎる通路を隔ててBブロック(だと思う)があり、その後に横一杯にPA席がある。
かなりアリーナ席は間引きされており、キャパを圧縮しているような印象を受けた。そしてAブロックのセンター席の配置もちょっとヘンで、これが先にも話題に出た「プレミアムシート」なのかもしれない・・・あまりプレミアムって感じの席位置じゃないけれど。
カメラマンが非常に多く、ビデオシュート用のカメラもセンターに無人(ケーブル捌きは一人専従)1台、左右に1台づつ、ステージ左後方に1台、アリーナ席後方、PA席にもあった。これだけあればWOWOW放送用だけじゃなく、オフィシャルリリースがあってもおかしくないなと安堵。

さて、開演は20を過ぎようとしていた頃になったのだが、すぐに客電が落ちるのではなくまるで三丁目の夕日のようなオレンジのライトが照らされ、天井に映し出されたKai Bandのロゴが回転しながらステージに吸い込まれていきようやく客電が落ちメンバー登場。
さて何から??聞きなれたパーカッションのビート「きんぽうげ」だった。
甲斐バンドのライヴのオープンングを飾るに相応しい選曲に思わず身震いがした。
80年の武道館のようなパーカッションの溢れ出るようなリズムの中で始まるスタイルをもう一度!という思いもあるのだけれど、久々のオープニングでの「きんぽうげ」は充分満足出来る演出ではあった。
「感触-TOUCH」では早々に松藤がドラムから離れアコギを弾いていてちょっと残念な気分。こうして演奏される曲のパワーっていうか、良さっていうのか甲斐バンドはやっぱりすげーなって思っていた。
このツアーでとても良いのは往年のアレンジに近い事。「カーテン」のエンディングに流れていくツインギターの登り詰めていく絡みは絶品だ。
残念な事にこの辺りはリズム隊の音圧が凄くて肝心のギターが聞こえ難く充分に浸る事が出来なかったが、武道館で一郎と佐藤さんのギターが聞けて嬉しかった。
そんなキメが甲斐バンドには幾つもあるが、「氷のくちびる」の間奏で赤と緑のピンスポットに浮かび上がる甲斐と一郎は歌舞伎の見栄の様に見える。様式美っていうか・・・大森さんがいない寂しさはあるのだけれどね、そこに一郎が居てくれて良かったと思う。他のツアーサポートメンバーじゃちょっとダメだよね、気持ち的になんだか。

怒涛の様に曲は進み、アンコールでは思いがけない演出があった。
会場には聞きなれたギターの音が流れ始め、ステージ上にあった大きな黒幕からスルスルとスクリーンが下りてきた。
「25時の追跡」、大森さん。
こういう演出はヤバいなー泣いちゃうかも・・・ってスクリーンには黒澤フィルムスタジオの大森さんが大きく映し出された瞬間、目には涙が溢れ間髪いれずに頬を伝って落ちた。
きっとこの会場にいる多くのファンも泣いて見てるんだろうな。
エンディングにはステージ右にいつの間にか置かれていた大森さんのギターにスポットが次々に色を変えあたって、そして消えていった。ニクイ演出だった。
ちょっとシンミリしてしまった後には底抜けに明るい「胸いっぱいの愛」。甲斐はシルバーのジャケットを着てステージライトに照らされ様々な色に変化して相変わらずカッコよかった。
結局大森さんについて語る場面は無かったけれど、バンドの思いがライヴ全体にぎっしりと詰まった良いライヴになっていると感じた。

「ラヴ・マイナス・ゼロ」では、やっぱり「サンキュー、じゃあね」と言ってドラム脇を抜けて一度ステージを下がって・・・うーん、どうも違和感が・・・。
「街路」が静かに流れ印象的な一瞬の静寂の後、ピアノが・・・「100万$ナイト」だ。
いつものように振り絞るようにシャウトをする甲斐。エンディングのギターの展開と共にステージ上の暗幕にライトが灯り、天井に幾つもの光の粒が放たれた。
感情が高まり涙がこみあげそうになりながら、スルスルと下りてくるミラーボールの光に見とれていた。
やがてそれは周り始め、武道館の中に光の渦が出来あがる、その動きと甲斐のシャウトが、一郎のギターが・・・。

終ってミラーボールも止まりSEで流れてきたのは「熱狂」だった。この曲はライヴの終演に相応しい。
ただ、「次の街へ・・・」と唄う歌詞通りに、普通に甲斐バンドを見る事が出来る訳ではないことに一抹の焦燥感を覚えるのだった。
ありがとう、甲斐バンド。今夜の甲斐バンドは素敵だった。
またいつか。

2014.7.12 - 40th Anniversary TOUR 2014-
戸田市文化会館

  • ブライトン・ロック
  • ランデブー
  • 港からやってきた女
  • らせん階段
  • そばかすの天使
  • GOLD
  • ビューティフル・エネルギー
  • Blood in the Street(新曲)
  • メモリー・グラス
  • バス通り
  • 裏切りの街角
  • 安奈
  • グルーピー
  • この夜にさよなら
  • 地下室のメロディー
  • 氷のくちびる
  • ポップコーンをほおばって
  • 翼あるもの
  • 漂泊者(アウトロー)
  • 風の中の火のように
    -Encore-
  • HERO
  • 観覧車'82
  • 破れたハートを売り物に
    -Encore-
  • 100万ドルナイト
前に甲斐バンドに行ったのは2009年だったか・・・
もうソロとか甲斐バンドでさえ、この武道館の後には行く気が完全に失せていた。
そんな中、なんで今回足を運んだかというと、それはもう「40周年のお祭り」だからに過ぎない。
思えば、このサイトのもう一つの顔である「KISS」もこの2014年は40周年記念のライヴを敢行中なので、甲斐バンドと同期ということになる。
さて、肝心のライヴ。
正直地元に近い場所でもあるし、緊張感もなく会場に足を運んだ。
パンフレットが欲しかったのだが、今回のツアーにパンフレットが出ていない(!)意味が分からない。
それでも写真集なるものが出ているので、これを買うつもりで列に並んだ。
買ったらすぐに席についてみたものの、これまた開演を待つ高揚は無縁で(まぁ日比谷も行くのもあって、前哨戦だし)開演が10分押してもまぁそんなモンだよね。と暗転を待った。
いよいよ開演。
オープニングは何と「ブライトン・ロック」いやー良かった、ぶっ飛んだ。
最初から全開になってしまった。
気が付けばずっと歌っていたっけ。
しかしPAが悪いのか途中ぐじゅぐちゅになって歌っている音が聞こえない。ベースがデカいのかイントロとかよく聞こえるのに、歌が入ると途端にバランスを見失った感じだった。
席も13列目で良かったのに残念だった。スピーカーの目の前だったからだろうか・・・。
しかし「ビューティフル・エネルギー」でまた甲斐かーって思っていたんだけど、松藤がヴォーカルをとる時間はいつもより長くなっていたように思えた。
その後、びっくりしたのは松藤が全面に出てのまさかの「グルーピー」。おぉ!!!狂喜してしまった。
今回のライヴにはマキシシングルがついていて3曲とも新曲というサービス。
その中から「Blood in the Street」がプレイされたが、全く馴染みもないばかりか、音がさっぱりダメダメだったので聞こえず。
帰宅してCDを聞いたら良い曲なんでハマってしまいそう。
もう新曲に期待なんてしてもいないんだけど、というか昔のバンドの曲をしっかり聞きたいよね。
ライヴ全体を通して長ったらしいMCもなく、良いライヴだった。
「バス通り」もしっかりやってくれたし、ラストの「100万$ナイト」の前暗転から「街路」のトランペットが流れた後そのままなだれ込んでいくかと思いきや、甲斐の挨拶があり曲へ・・・。
いつもは合間にパチパチと拍手が入るのだが、今回はシーンとして皆聞き入っているような感じで、もの凄い仕上がりになっていたように思えた。
ラストのミラーボールでの咆哮に一郎の鳴きのギターはとても素晴らしかった。
一郎が持っていたセミアコはブラックボディでとてもきれいだったなー。甲斐が「ポップコーン」で持ったギターはBig Nightの頃の大森さんのギターかなと思ったけど、金さんじゃない銀のスパークルぽいし、一郎のか?と思ってはみたもののピックガードが付いてて違うようだった。
他に大森さんのギターとか使っていたのかな?40thツアーだし長岡さんが出てきて「バス通り」でもいいんじゃないかって思っていたけど、「きんぽうげ」でさえやらなかったので、そこまで贅沢(無理)は言いません。

さて、がぜん日比谷野音が楽しみになってきました。

2014.8.30 - 40th Anniversary TOUR 2014-
日比谷野外音楽堂

  • ブライトン・ロック
  • ランデブー
  • 港からやってきた女
  • らせん階段
  • そばかすの天使
  • GOLD
  • ビューティフル・エネルギー
  • Blood in the Street(新曲)
  • ランナウェイ・ブルース(新曲)
  • メモリー・グラス
  • バス通り
  • 裏切りの街角
  • 安奈
  • グルーピー
  • この夜にさよなら
  • 地下室のメロディー
  • 氷のくちびる
  • ポップコーンをほおばって
  • 翼あるもの
  • 漂泊者(アウトロー)
  • 風の中の火のように
    -Encore-
  • HERO
  • 観覧車'82
  • 破れたハートを売り物に
    -Encore-
  • 100万ドルナイト
日比谷野音
考えてみたら野外での甲斐バンドは初めてだったりする。
セットリストに大きな動きは無いだろうなと思いながら、ライヴを楽しみたいと思っていた。
この会場はすり鉢状の屋外会場なのだが、開演前のSEがとてもきれいに聞こえるので、ライヴにも期待が膨らんだ。
開演時間から10分ほど押して「Taste Of Honey」が流れ、いよいよ開演。
オープニングは「ブライトン・ロック」。今日は一郎サイドだったので、演奏の振りからよく見えた。
場所が場所だけにコオロギ?の鳴き声がMCの間に響くような、夏の終わりを感じさせる良いシチュエーションだ。
セットリストは戸田に比べて新曲が2曲になり「ランナウェイ・ブルース」まで披露したところがファイナルならではの演出だろうか。(他でもやってたのかな?)
ライヴ前に会場に流される曲がとてもよく聞こえていたので、楽しみにしていたのだが今日のPAは本当に良くてピーキーでも無ければ聞こえにくいという事もなく、終始バランスの良い状態だった。
スピーカーの正面線上に席があったのが良かったのかもしれないが、戸田でイライラした感覚は野音では皆無だった。
ただ、目の前にいた子供連れの家族?がすごく迷惑で、途中で子供が飽きてしまいあちこちと歩き周るのが鬱陶しいったらありゃしなかった。
陽も落ちて会場が暗くなって、コンクリートの階段を勢い余って転ばないか内心ヒヤヒヤしていたが、何故ライヴの途中にそんな感情にならなければならないんだよ。
夫婦と思しき二人も甲斐バンドが好きなのかどうかよく分からない感じで、曲の途中でビールを買いに行ったりと野球観戦をしているかのよう。
目の前じゃなかったらこんなに気にならなかったのに、そこだけが非常に残念な環境だった。

戸田の時に思ったのが「100万$ナイト」の前に「街路」で始まるんだけど、それを途中で切って甲斐のMCが挟まる演出はちょっとどうかと・・・。
武道館のBEATNIK 08-09ライヴの時はそのまま「100万$ナイト」に入っていったので、ゾクゾクするような感覚になったものだが、このタイミングでいうべきMCなんだろうけど、曲構成からしてはさむべき場所じゃないよな・・。
そこがライヴとしては非常に残念なところだったが、全体的に素晴らしいライヴではあった。ただし、この勢いに任せてフォーラムのシンフォニーを観に行くかというと、それはない。
グランドフィナーレだったら武道館でやって欲しかったよな。けど特別感があまり無いなら、シンフォニーでの競演っていうのは良いのかもしれない。ただKISSファンの自分としてはKISS SYMPHONEYなどのニ番煎じに見えてしまうのがちょっと残念。
シンフォニーはWOWOWで生中継されるので、そちらで堪能することにしよう。

2014.11.15 - Kai Band Shmphoney 40th Anniversary TOUR 2014-
国際フォーラム ホールA

  • 25時の追跡
  • ブライトン・ロック
  • らせん階段
  • ビューティフル・エネルギー
  • 風が唄った日
  • 安奈
  • LADY
  • きんぽうげ
  • Blood in the Street(新曲)
  • 翼あるもの
  • 氷のくちびる
  • ポップコーンをほおばって
  • 漂泊者(アウトロー)
  • 風の中の火のように
  • HERO -Encore-
  • 嵐の季節
  • 破れたハートを売り物に
    -Encore-
  • 100万ドルナイト
野音でシンフォニーでの可能性を甲斐さんが言っていたのを聞いて、やっぱりチケットを取ろうかなと考えたのだけど、どこかは言わずだったが生中継があるとの事で「なら、いいか」と生中継を楽しみにしていました。
まぁKISSならともかく、甲斐バンドとシンフォニーの融合に関しては興味は無いので、40th Anniversary Tourは野音で終わったと思ってます。
ロックとオーケストラの融合って海外アーチストとか結構やっていますが、イマイチやる意味を感じなかったりします。
unpluggedもちょっと違うけれど、同じ匂いがしたりするんですが、こちらは新たな発見や新鮮味が生まれるのでとても有意義だと思っています。
KISSを例にしてしまいますが、1995年に行ったMTV unpluggedではアコースティックならではのアレンジがなされ、演奏と歌は見事でした。(ブルースのアコギをものともしないソロプレイも圧巻でしたが)
そのあとメルボルンでKISS Shmphoneyを行うのですが、こちらもKISSならではのステージをエレクトリックで魅せるところと、シンフォニー構成ならではの曲を演奏するなど、見事に融合し元々オーケストラが入っている曲もそうでない曲も素晴らしい出来でした。
今回の甲斐バンドのシンフォニーはとても中途半端で、おおっと惹きつけられたのはオープニングの「25時の追跡」と「風が唄った日」位でしょうか・・・。

2016.08.07 - Kai Band THE BIG GIG AGAIN 2016-
日比谷野外音楽堂

  • ブライトン・ロック
  • ダイナマイトが150屯
  • 危険な道連れ
  • テレフォン・ノイローゼ
  • ムーンライト・プリズナー
  • シーズン
  • GOLD
  • ボーイッシュ・ガール
  • 荒野をくだって
  • MIDNIGHT
  • 安奈
  • ナイト・ウェイブ
  • 東京の一夜
  • SLEEPY CITY
  • 胸いっぱいの愛
  • 氷のくちびる
  • ポップコーンをほおばって
  • 翼あるもの
  • 漂泊者(アウトロー)
    -Encore-
  • きんぽうげ
  • 観覧車'82
  • 100万$ナイト
  • 破れたハートを売り物に

Vo:甲斐よしひろ
G:田中一郎
Dr:松藤英男
Per:マック清水
Key:前野知常
B:岡沢茂
Dr:佐藤強一
G:稲葉政裕
Guest G:土屋公平
THE BIG GIGの再現で野音?!
これが最初の印象だった・・・正直仕方がないが、観客動員3万人+αというTHE BIG GIGの再現が日比谷の立見席を入れて3,100席あまり、規模が・・・・。
観客を観に行くわけじゃないので関係ないのだが、ちょっと気になった。
そんな感じだったのでライヴの情報が耳に入っても参戦するかどうかイマイチ乗り気じゃなかった。
結果的にはかみさんが「行きたい」と言ってくれたからなのだが、まだ結婚する前のドライブでかかる曲は甲斐バンドの編集テープで「GOLD」の収録曲も多かったので、よく知っているのだ。
背中を押される感じもあって、即座に予約を入れた。入れてみてからチケットが取れるか不安になったが、少々のトラブルがあったものの無事手にして会場に行った。
家を出る寸前にSNSで英二さんがバンドメンバーに居ない事を知りました・・・マジか・・・。
ホーンセクションも居ない様子・・・まぁキーボードで何でも出せちゃうもんね、今の時代。

会場近くではPOKEMON GOのプレーヤー(トレーナー)が多く見受けられたが、うちらも同じだった。なので、グッズ販売時間を見つつ早くに来園しポケモンを探しつつグッズ販売時間を待った。
そろそろ販売時間という事で会場前の列の最後尾についたが、まぁ進みが悪い。
最後にはそのまま入場列になるという事で、ずっと立ちんぼかよーと思ったが入場列化のギリギリでグッズ購入にたどり着け、無事トートバッグ、タオル、カードジャケットを購入(団扇もゲット)。一旦クルマに戻しグッズを置きクールダウン・・・さすがに今日は暑かった。

いよいよ、ライヴ。
WOWOWの生中継が入るので遅れてもそれほど酷く遅れはしないと見守る中、Nat King Coleの"Those Lazy-Hazy-Crazy Days of Summer"のSEが流れ、一郎を先頭にバンドメンバーがステージに出てきました。
これはアガる!!。
セットリストは再現ライヴなので、当然「ブライトン・ロック」で始まります。
一郎の掛け声からギターが炸裂、バンド全体に急激に広がって甲斐登場。
本当はスーツ姿で出て欲しかったけれど、この所の甲斐スタイルは変わりませんでした、そうする必要は無いか・・・(^-^;;(したらしたで寒い踏襲と言ってたかもしれん)
若いころのタンクトップ姿も良いのですが、PARTYの頃のスーツ姿もとてもカッコ良かったので、憧れもあって見たいなと。

二曲目は「ダイナマイトが150屯」で、ようやくこの映像ソースが残せる恰好になりました。(再放送時にはカットになるのかな?)
ユーキャンのLIVE CDBOXのTHE BIG GIGもこの曲は収録出来なかったし、どんだけ拒否られるんだよ!って感じです。
もうどっぷりTHE BIG GIG祭りでした。
全体的にもうゾクゾクする最高なライヴだったのですが、2点だけ残念なことがありました。
一つは「ナイトウェイヴ」で緩やかなイントロから滑り出すように歌いだす甲斐のヴォーカルを待っていると、一つ早く歌いだしてしまった所。
どうなるんだ?一郎は笑っているし・・・ドタバタとせずにバンドがそれに合わせ、ソツなく曲はそのまま進んでいき、一安心といった場面でした。
もう一つは「翼あるもの」の所。我々は当然スネアの後、「ジャーン!」というインパクトを待っていたのだけれど、サイドギターがあろうことか「漂泊者」のイントロを演奏してしまっていました。ちょっとパーカッションも加わって修正しようとしにいったようですが、これは一郎も演奏をストップさせ、改めて「翼あるもの」へとなりました。
ステージが暗転している中だったので、ビデオ編集はし易いなと思いながら、やはり何で英二さんじゃないんだ?って思いがグルグルしてしまった瞬間でした。

WOWOWの放送で改めてヴォーカルを聴き直すと、それなりの年輪を重ねた甲斐の声がある訳ですが、細かい事を言わず今でも歌ってくれる甲斐に大感謝です。

ライヴ全体でMCは極端に少なくクールなライヴになったと思います。甲斐が松藤をいじるコーナーみたいな興ざめする長々しいMCにはうんざりしているので、そうした事が極力無いライヴだったのはとても良かったです。(「デング熱=テング熱」辺りは苦笑といった所)
このライヴに期待していたのが、真夏の時の過ぎるタイミングに合わせたライティングと演奏される楽曲でした。
特に「荒野をくだって」「東京の一夜」はハイライトと言っても過言じゃないと思っていましたが、1983年の時とは違ってまだ明るい中でちょっと残念だったかも・・・自然の部分まではコントロール出来ないので、残念ではありながら大感動していました。
アンコールになり、これまた大好きな「きんぽうげ」です。これマック清水のカウベル要ります?無い方が好みなんですけど・・・まぁ仕方がない。


Kai Band | Kai Yoshihiro Solo-1 | KAI FIVE | Kai Yoshihiro Solo-2

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