並木家の人々
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放送期間 | 1993/1/14〜1993/3/25 |
演出 | 杉田成道、舛田明廣、田島大輔、助監督・加門幾生、演出補・緒方幸夫、佐々部清、臼井裕嗣 |
脚本 | 池端俊策、構成協力・岸宗生 |
出演 | 武田鉄矢、安田成美、陣内孝則、大滝秀治、原田美枝子、原田貴和子、いしいすぐる、杉本哲太、大谷直子、他 |
主題歌 | KAI FIVE「風の中の火のように」、劇中歌「嵐の明日」 |
音楽 | Nicky Hopkins「Autumn」「Time Goes By」「Walk in The Sunshine」 |
第1回 H5年1月14日放送 |
花は親代わりのような兄・公平から見合いを勧められている。 しかし、妻子ある恋人がいるので何とか断りたい。 困ってもう一人の兄・清次に相談する。 しかし、借金取りから逃げ回っている清次は、花の恋人からも金を借りる始末で、頼りにならない。 |
第2回 H5年1月21日放送 |
借金の取り立てに追われ、命さえも危ない清次は、上京した父が持ってきた実家の土地の権利書を金に換えようとする。 しかし、田舎の土地は東京では買い手がつかない。 結局兄・公平に100万円を借り、しばらく身を隠すことになる。 |
第3回 H5年1月28日放送 |
花が行方不明になった。 恋人・大石が妻と別れるまで会わないつもりで、友人のアパートに身を隠していた花を兄・公平は連れ帰る。 翌日、大石の妻が現れ、いきなり花をナイフで切りつける。 |
第4回 H5年2月4日放送 |
父が、故郷の海で遭難したらしいという連絡が入った。 心配した清次と花が島へ帰る。 公平は、沈没船引き揚げの調査に出かけたのだろうと思い、心配でも行く気になれない。 部下の京子に帰ることを勧められ島へ戻ると、父は無事で沈没船の話で盛り上がっていた。 |
第5回 H5年2月11日放送 |
清次は家庭裁判所から呼び出しを受ける。 家を出ていた妻・美也子が離婚調停の申し立てをしたのだ。 一方、公平は、部下でありまた妹・花の親友でもある京子に、ある夜呼び出され、一人彼女の待つアパートへと急ぐ。 |
第6回 H5年2月18日放送 |
大石が離婚したと聞いた花は、急いで東京に戻る。 ところが、久しぶりに帰った自分のアパートで、京子と公平が2人きりでいるのを目撃してしまう。 2人のただならぬ雰囲気に花は京子を責めるが、「花だって不倫してるくせに」と京子に切り返されてしまう。 |
第7回 H5年2月25日放送 |
公平は宮島に来ていた京子を訪ね、一夜を共にしてしまう。 翌日、観光をしていた2人は偶然清次と鉢合わせする。 一方花は、大石と再会、アパートの鍵を渡される。 「結婚してくれるね」と言う大石に、しかし花は答えられない。 |
第8回 H5年3月4日放送 |
公平は上司から清次が暴力団と関係していると聞かされる。 このままだと、公平の進退問題にもかかわるという。 不安を胸に帰宅した公平。 そこへ清次が沈没船引き揚げの話をしにやって来るが、話はこじれ、2人は殴り合いになってしまう。 |
第9回 H5年3月11日放送 |
清次に沈没船引き揚げをやめさせたい公平は、出資先の金融業者、本保を訪ねる。 しかし本保は話を白紙に戻したかったら、今までの清次の借金全額を返済しろと迫る。 |
第10回 H5年3月18日放送 |
父・邦太郎が倒れた。 あわてて公平は島へ駆けつける。 だが、清次は金もうけのことしか考えていない。 その上、本保から沈没船の引き揚げ資金として借りた金をほかの借金の返済にあててしまう。 そのことを知った本保は、清次を連れ去る。 |
最終回 H5年3月25日放送 |
清次の借金の肩代わりをすることを決意した公平。 家を抵当に入れて金をつくり本保に返済しようとする。 だが、本保は「金より沈没船を引き揚げてこい」と、にべもない。 しかし公平は並木家の人間を長年苦しめてきた沈没船の引き揚げには、どうしても手を出したくない。 そのころ清次は船を引き揚げようと、1人、沖へ出ていた。 |