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KAI FIVE 1st TOUR : KAI FIVE

KAI FIVE 1st TOUR
予想もしていなかったバンド活動・・・。
バンドスタイルではあるが、ユニットである・・何がどう違うのかよく判らなかったが今は判ったような気がする。
パンフはこのユニットのファースト・ツアーに合わせて作られたもので、実際には新宿ACT2でプレビュー・ライヴがあった。
P.Aセッティングの悪さ?から狭い空間でのユニットが繰り出すサウンドは決してよいものではなかったし、なによりアルバム・リリース前の為ユニットのサウンドはどう捉えていいか判らない・・そんなライヴだった。
アルバム「幻惑されて」が発表されて甲斐バンドとはまた異質なユニットスタイルで繰り出されるサウンドはかなりハード。
甲斐バンド、ソロとのギャップに翻弄されながら実はハマる予感をはらみながらのツアー初体験である。
パンフのデザインは「LOVe」というメッセージだ。(掲載している面はフロントで「Ve」の部分だ。
「幻惑されて」の歌詞♪LOVEの言葉のVの字に舌をいれ"をデザインしたものである。(たぶん)。
内容もこれまでのモノと異なりかなり明るめ・・・そんな中にも3人という特異なユニット?の姿をオン・オフのショットを取り混ぜ公開している・・そんなイメージだ。
興味深いのがメンバーそれぞれがKAI FIVE結成について書いたメッセージ?
ヤッチのそれは3rdアルバム「嵐の明日」に収録された「月に泣く」の歌詞の元になっているものだ。

Born is KAI FIVE


Kai Yoshihiro
KAI・5の誕生 M・D(マイルス・デイビス)の死 レニー・クラビッツの静寂
スパイク・リー「マルコムX」の賭け
P・ウェラー・ムーヴメントの出発 彼女の決意 ジーザス・ジョーンズのエゴ
O(オリバー)・ストーン「J・F」のペテン
ウォーレン・ビーティの新陳代謝
俺と君の真実 フライング・キッズの内気
リビング・カラーの正義
プリンスの悲しみ 三人の決心 KAI FIVEの誕生

Tanaka Yatchi
遠く空の下 君を想い抱きしめて
夢に濡れた夜 風が強く吹き抜けて泣いていた
この手にあふれる 白いつきが夜を照らし
悲しみの海にゆれて漂う僕は波 流されてゆく
CRY FOR THE MOONこの胸の中でAH AH AH
CRY FOR THE MOON抱きしめたい君を
I MISS YOUせつなすぎるほど
夜が明けてゆく 夢に濡れた長い夜が こぼれはじけ出す
朝の光に背を向けて蒼ざめてゆく
CRY FOR THE MOONこの胸の中でAH AH AH
CRY FOR THE MOON抱きしめたい君を
I MISS YOUせつなすぎるほど
数えきれない日々が過ぎてゆく まだ君は夢の女(ひと)
遠く空の下君を想い抱きしめて夢に濡れた夜
風が吹き抜けて泣いていた

Imagawa Tsutomu
このバンドはただのバンドではない。
1991年、生まれくるして生まれたバンドだ。
このバンドのエネルギーは、果てることなく、燃えさかり
大地を揺るがし、立ち塞がる壁を打ち砕くだろう。
今、俺達KAI FIVEは動きだした。
このBig Sound Big Beatを聴いて欲しい。

KAI FIVE



Vocal
Kai Yoshihiro

Guitar
Tanaka Tatchi

Drums
Imagawa Tsutomu


Bass
Koike Hiromichi (Support)