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KAI FIVE 1993 TOUR : KAI FIVE

KAI FIVE 1993 TOUR
KAI FIVEとして絶頂の時期になった「嵐の明日」のステージ。
CX系ドラマ「並木家の人々」のメインテーマ「風の中の火のように」、挿入歌であった「嵐の明日」がチャートを上昇、一躍メジャーユニットになった。(以前に比べて)
映画「ラスト・ソング」のアドバイザとしてヤッチが参加したりとメンバーそれぞれの仕事も多くあったように思える。
アルバムにはヤッチの秀作「青二才」「桟橋の街」が彼のヴォーカルで収録されており、ツトムもシングルのカップリングでそのヴォーカルを披露するなどメンバー全員が歌って演れるユニットの出来具合に狂喜していた。
端から見るユニットの状態は最高を示してはいたものの、「嵐の明日」のシングルのクレジットが「甲斐よしひろ and KAI FIVE」になっているなど、「HIGHWAY25」のCDボックスセットのライナーノーツで語られるまで判らなかった、ある意味の確執がバンド内に生まれていたのも事実のようだ。
ステージも[Kai Band]-[KAI FIVE]とサブタイトルのつけられた所謂HISTORY LIVEの後、甲斐バンド趣向の増えたセットリストとキメの曲への想いが、少しづつユニットKAI FIVEでなく甲斐のヒストリーに偏っていった時期でもあった。
表紙は金?紙にKAI FIVE の頭文字「K F」がエンボスで浮き出ている、何となくリッチな趣きがある。
パンフの内容は「嵐の明日」をイメージした見開きなどボリューム感あるものだが、何かユニットのまとまり感が無いように見えるのはやっかみだろうか?

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Dedicated to people
who live in the storm

Lyrics


なぜ つかのまだという気がする
愛はうまく早く流れているのに
なぜ 怖れが心をかすめるのだろう
君は変らずほほえんでいるのに

おじけづくと 愛はそがれ
もろくゆがんでしまう あの日のように
でも君といるよ
たとえ明日が嵐でも

Voices


KY

再びその場所を眺めると、墓場のように、まるで冴えなく見える。
私の目には解剖用の死体に見える場所があちこちに点在している。
何故かとというと既にそこを撮ってしまったからで、そういった場所は
私にとっては死んでしまっているも同然だ。
----------------オーソン・ウェルズ

骨をなくした犬のように
たった一人きりの役者のように
嵐を駆ける者よ
----------------ジム・モリスン

TY

そして獅子は豹と共に伏す
----------------イザヤ書11章

競争だ、そこからずっと・・・・・・<死者のカーブ>まで。
----------------ジャン&ディーン

ヤッホー・やったろうじゃないの。
----------------ザ・ラモーンズ

IT

クルマも手にはいったしガソリンもある。
みんなに言ってやったんだ、おれの
ご機嫌をとりなって・・・・
----------------グレン・フレイ

「それは、何だい。詩か」
「いや」

「祈りだ」
----------------マイケル・チミノ

TOUR Member


KAI FIVE

YOSHIHIRO KAI - leadvocals and guitars

YATCHI TANAKA - guitars and vocals

TSUTOMU IMAGAWA - drums and vocals


TAKASHI ENOMOTO - bass guitars

TATSUYA SATO - keyboards

HIROO MUTO - keybords and violin