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HOTTER THAN HELL

HOTTER THAN HELL
  1. GOT TO CHOOSE (3'52")[Stanley]
  2. PARASITE (3'01")[Frehley]
  3. GOIN' BLIND (3'34")[Simmons/Coronel]
  4. HOTTER THAN HELL (3'30")[Stanley]
  5. LET ME GO,ROCK AND ROLL (2'16")[Stanley/Simmons]
  6. ALL THE WAY (3'17")[Simmons]
  7. WATCHIN' YOU (3'45")[Simmons]
  8. MAINLINE (3'50")[Stanley]
  9. COMIN' HOME (2'37")[Stanley/Frehley]
  10. STRANGE WAYS (3'17")[Frehley]


KISS  Paul Stanley/Gene Simmons/Ace Frehley/Peter Criss
Produced by KENNY KERNER and RICHIE WISE
Casablanca/Warner Bros. NBLP-7006
Released: 1974/10/22    RIAA:1977/06/23

Kob's Recommended:★★★★★

[Notes]
デビューアルバムをひっさげツアーに明け暮れるKISSではあったが、レコードセールスを上げながら話題を盛り上げるということは至難の業だった。
そこで話題を継続させる為に短期間にアルバムを立て続けにリリースすることになる。
前作より半年のインターバルしかあけずにリリースされたセカンドアルバム・・・それはバンドの真価が問われる位置にあるアルバムであるはずだ。
なぜならばデビューは用意周到に仕組まれ「売れる」ように全力を注ぐことで煌びやかな背景を持ってリリースされるのだ。
それを評価され継続、進化する事をファンは求める・・・そこに「何か」が見出せないとバンドの評価に悪影響を及ぼす・・・ワタシはセカンドアルバムの位置付けをそう考えている。かくしてKISSのセカンドアルバムはどうだったのだろう。
結論から言おう、素晴らしい!!ワタシのフェイバリットアルバムでもある。
オープニングを飾るヒステリックなギターの音からゆっくりとドラム、ベースが重なっていく構成、彼らの真骨頂であるコーラスもしっかりと合わさり抜群の出来な"GOT TO CHOOSE"。
このツインギターを合わせるだけで身震いする程に好きだったりする・・・・。

アルバムジャケットはまだ日本リリースが決まっている状況ではないが、日本語をちりばめられた構成になっている。
メンバーのクレジットは「ジイン シモンズ」「ポール スタンリィ」「ピータ クリース」で、そこそこなんだが極めつけが「エイス フューリ」・・・んー・・「フューリ」かぁ、後に日本にKISSの名が知らしめされた頃でさえ、Aceの名前は「フーレイ」とか「フーリー」とか呼ばれる事が多かったです。(ちなみにワタシの馴染みは「フレーリー」です)
また、ジャケット中央下に配置される「カ」の文字は後にEric Carrのドラムセットに付けられたり、ベストアルバム「CHIKARA」にも効果的に使われる事になるのだが、「カ」が「力[CHIKARA]」なのか、「カサブランカ[Casablanca]」の頭文字としてなのかなどと色々な話も多い。
KISS自身もそのヘンは拘った様子ではなく、単に日本語というオリエンタルな雰囲気などを表したかっただけの単なるロゴみたいな扱いだったのかもしれない。
(それでもジャケ裏にはアルバムのクレジットが日本語で説明している部分など、何か日本語に拘っている様子は伺える)


[More infomation]

地獄のさけび
  1. ゴット・トゥ・チューズ
  2. パラサイト
  3. ゴーイン・ブラインド
  4. ホッター・ザン・ヘル
  5. レット・ミー・ゴー・ロックン・ロール
  6. オール・ザ・ウェイ
  7. ウォッチン・ユー
  8. メインライン
  9. カミン・ホーム
  10. ストレンジ・ウェイズ


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