□ LOVE'EM AND LEAVE'EM [1976] |
ライヴ感溢れる"Rock And Roll Over"プロモ最後?の曲。 当時のKISSロゴは縁取りだけで巨大なものだったが、それをバックにドラム両脇のサブステージから階段をアクションをつけながら駆け下りてくる姿は、その後の来日公演でも見ることが出来たハズだ。 思うに実際のライヴではなくスタジオに組んだセットでのシューティングだと思うのだが、Bootlegで当時のツアーリハーサルを収録したものがあって、そこではプリプロダクション時にメイク、衣装はつけないものの派手なアクションを実際に行う為の確認だろうが、フロントマン3人がそれぞれブーツを履いているのがプロ根性を見せ付けられたという意味で感動したものだ。 ジーンのベースを掴むようにして掻き鳴らす姿、カメラ目線で指を指す姿、軽く腰を落としてグラインドさせている姿・・・どれをとってもまだ曲でしか聞いていなかったバンドの姿を見たって事では、これほどまでにインパクトのあるバンドはいないなぁと思った。 しかし、シングルでもないこの曲のクリップって何なんだろうね。 KISSらしさって意味では出来の良いクリップです、必見!!! 以下、ゲストコメント 何故この曲がプロモになったかはわからないが、ドライブ感にあふれたジーンらしいノリのいい曲です。 ライブでもやってみてくれぃ! ジーンのあの首振りがはっきり全面にでているところ。 近年のジーンはリズムに合わせた縦のうなずき型が多いが・・(その後会場に向かって指を指す)やはり、あの頭の天辺を軸にあごを左右に大きく揺する・・・得体の知れない怪物のような・・あの首振りがよかったのです。 またこのクリップはなんと言ってもエースのソロが見どころでしょう。 スペースエースたるギターソロ部分は、クリップのショットでもわかる通り、開放弦を使ったプリングの際に、右手人差し指のアプローチでスペース感を演出。 その際にはフェイザーっぽいエフェクトを施すという、エースのお決まりの1つに挙げられるソロパターンです。 ギターコードから続くラストのコーラス部分では、ピックアップの高速変換?で あのチャッチャッチャーで一応の見せ場?となっています。 あれやりたくてレスポール欲しかった人も当時はいたかな? ・・・最近はちょっとやりすぎと思うけど・・ (^^;;; 全体的に画像も明るくいいクリップだと思います。 Mr.MARU |