THE  FAREWELL TOUR

MESSAGE FROM KISS

IN THE BIGINNING




はじめに...


  30年程前、野心を抱く4人のミュージシャンたちのそれまでの人生に、ヴィジョンと運命が待ったをかけた。そしてその結果はまさしく輝かしいものとなる。
当時、たしかにポール・スタンレー、エース・フレーリー、ジーン・シモンズ、そしてピーター・クリスに才能があったことは否定できな い。
イキのいいヴォーカルがハーモニーを奏で、ギター・リフが炸裂し、ベースは雷鳴のごとくとどろき、そしてドラムは激しいビートを放ち、決してその辺の連中に劣ってはいなかった。
だが、この4人を互いに引き合わせ、おそらく世界が二度と体験できないような最高のロックバンドにまで仕立て上げたのは、単にそれだけのことだったのだろうか。まず、答えはノーである。

  決意を固めたこの4人のミュージシャンが70年代はじめ、ニューヨークの路上で手を結んだ時、彼らは1つの目標と共通のヴィジョンを持っていた。
このバンドを、世界がそれまで目にしたことのない、また再び目にすることもないようなバンドにしようというヴィジョンである。
その時が運命の瞬間だったのであり、ほどなく彼らの目の前に、以後のバンドの運命すべてが示されることになる。
4人のメンバーは、まさに最初から分かっていたのである。時間さえあればKISSは、あたかも急降下爆撃機の激しい爆撃が地上を永久焦土と化すように、最終的にはこの音楽シーンに二度と消えない軌跡を残せるということが。

  この30年間でKISSのメンバーはあらゆることを体験し、あらゆることを成し遂げてきた。天国も地獄も見た。
幾度となく成功を収める一方で、悲劇にも見舞われた。
途中、かけがえのない友人を何人か失い、あるいはまた友人を取り戻したこともあった。
それは、たいていのバンドならまず切り抜けることができないような、まさにジェット・コースターのようなロック人生であったといえよう。

  そして、困難を承知でオリジナルメンバーの4人は再びバンドを結成してリングに上がり、再度へヴィ級チャンピオンのタイトルを勝ち取った。
不可能が可能だと分かった今、これ以上ほかに何のやり残しがあろうか。
最後の戦いに勝利を収め、今後KISSには、伝説を残し感動を与えてくれたという名声が残るであろう。
安っぽい連中が彼らの7インチ・ヒールの鋲つきブーツをはくことなどありえない。
彼らの楽器は彼らの血と汗と涙で染まり、いま、これら数々のロックの究極兵器はその伝説に敬意を表して、静かに床に置かれようとしている。

  我々は決して忘れてはならない。これこそが本物であった、と・・・。


  王者たちよ、永遠なれ!


ジェフ・キッツ



Paul stanley
僕の夢を全てかなえてくれた君たちに、いったい僕は
どう言ったらいいのだろう。みんなのおかげで僕に不可能
なことは何一つなくなったのだから。
本当にありがとう。
君たちのことは絶対に忘れない。

ポール・スタンレー



Ace frehley
いつも僕のそばにいてくれてうれしかったよ。
おかげでこの惑星は最高だったね!!!
もうすぐ故郷に帰ることになってるんだ。
いろいろな思い出をありがとう。

LOVEエース



Peter criss
やあ。
みんなには心からお礼を言いたいな。
すばらしい日々だったよ。
今まで生きてきて最高の思い出さ。
ありがとうみんな、そしてありがとうKISS。

ピーター・クリス



Gene Simmons
キッス・アーミーの諸君へ----
君たちは私の夢を全てかなえてくれた。
おかげで私にはできないことはなくなった----
私はずっと君たちのこれからを祈っている。
そして君たちはいつまでも私の夢の中にいる----

ジーン・シモンズ




and More....


2001年1月末に残念ながらThe Cat・Peter Crissが脱退してしまい、3月に行われた来日公演が危ぶまれていたが、元KISSメンバーであるEric Singerが日本とオーストラリア公演の為に急遽参加することになった。
さらに驚くことに復帰の折りにPeterのThe Catメイクで参加するというものであった。
古くからのファンからは罵声にも似た酷評も浴びせられてもいたが、来日公演が安定したプレイで終了出来たのもEricのお陰と言っても過言でない程、出来は良かったのだった。
日本公演でのパンフレットには幾つか今までのモノと異なる部分があった・・・・。
まず、TOUR TITLEにある"THE FAREWELL TOUR 1973-2000"が"THE FAREWELL TOUR 1973-2001"に変わっていた。
中にあるディスコグラフィーの"ALIVE IV"は日程が入ってた以前のものと比べ「COMING SOON」となっている、まだリリースするつもりではいるようだ・・・。
さて、さらにPeter CrissのメッセージのページにはEric Singerのメッセージが差し込まれるという粋な計らいがあった。

自身かなり厳しい立場に置かれながらもあえて復帰してメイクKISSの完成を助けたエリックは一体、なんと皆に言いたかったのだろう・・・。
その答えはここにある。

Eric Singer
最後のフェアウェル・ツアーのために
戻ってくることができて誇らしい気持ちさ。
これからのショウは君たちみんなに捧げよう。
そして、「キャットマン」にも。

エリック・シンガー




このメッセージは最新のTHE FAREWELL TOUR 1973-2000におけるTOUR BOOK巻末にある本人の写真に添えられたものです。
内容は読んでの通りでこのメッセージをどう取るかが、また大きな問題な訳だが目の前にある現実としては、この4人でのKISSは終焉を迎えるという事だけだ。
現時点で9月のツアースケジュールが発表されており、いつ迄この「さよならツアー」が行なわれるのか、はたまた来日公演はあるのか?・・・日本のKISSARMYに動揺と不安を与えることになるかもしれないが、TOURBOOKに寄せられたメッセージが目の前にある以上、1つの情報として皆さんに提供したいと思いました。
わたし自身も動揺は隠し切れませんがやはり正式なコメントを待ってみようと思います。

尚、このページへの掲載におきまして、我がKISSARMY-Mailinglistのメンバーさんであるジェイルさんに和訳をお願いしました。
無理なお願いで申し訳ありませんでした、こうして公開出来るコトに感謝致します。m(_ _)m


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