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オクでARIAのエレアコ買ったのが届きました。 出品者の対応が遅くて連絡もないのがイライラしましたが、とりあえず無事に到着。 メンテナンス全然してねーって感じで、弦はサビサビでそのまま使うのはやっぱり無理だった。弦買っておいて良かった・・・一番手に触る部分で元の持ち主の感じが残っているのもいやだしね、マーチンの弦を買ったのは正解。
で、手垢とか自分が拭かないと見た目がきれいでも気になるので、しっかりと吹き上げる。 そうすると色々粗が見えてくる。 一番の打撃はボディ表面に丸い小さな陥没があった事。 PS10LTDのようにクリアを浸み込ませたら上手い具合に隙間を埋めてくれた奇跡は起きそうもない傷だった。 小さいけれど何とかしないとならんヤツ。 それ以外は汚れで拭けば綺麗になっていった。
マシンヘッドはGIBSONのクルーソンタイプのヤツ(トミーモデルについていたやつ)に換えようと思って付けてみたが、ちょっと派手さに欠けるのでやめて元に戻した。どこぞのメーカーか分からないようなペグだったんでどうしようかと迷ったんだけど、グローバーのミニはポスト長からしてつかなさそうだったので、トミーのしか選択肢は無かった。
フレットを全部ペーパーで磨いてコンパンドでも綺麗にした。 減りはほとんどないんじゃないかな? 指板の方はオイル感が全くないので、レモンオイルでしっかりと油分を補給しつつ磨きあげた。 ネックも同じくカサカサだったので、しっとりしたいい色になった。 弦は何だかおかしいなと思ってみたら、1〜3弦は外側から巻いていた。 みんな同じ向きで弦を巻いていたんだろう・・・アホすぎる。
ネックのそりはなさそうなので、弦を新しく張り替える。 ここで問題が・・・。
ピンは抜き取って差すのかと思っていたんだけど、びくともしない感じ。 ただ、弦を緩めて奥にさすように戻すと引っかかり感が無くなって、ピンもするっと抜ける事が分かった。 ただ張力で押さえているようなクサビなんだなとようやく分かった。 しかし古い弦はその感じもなくヌルっと抜けてくるピンもあり、これで弾いていたとは思えない代物だった。
問題なく張り替え音を出してみれば、なるほどアコースティックギターのそれとは違い、弾きやすく音もそれなりだ。 鳴り感が低いものの、明らかにエレキとは違う響き。これだよ。
その後、ボディのへこみ部分をリューターで削り思考錯誤しながら、結果的にプラリペアで埋めてみた。 研磨して自然なテカりも出て幸いにして下地が黒の部分だったので、目立たない。これでボディの補修完了。
ネックのバィンディングの段差が気持ち悪いので、カッターナイフで削り、ペーパーがけした。レモンオイルで磨いて綺麗で違和感がない仕上がりになった。
コルグのチューナーをホールに付けて完了。 いいおもちゃが出来たという感じだね。
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