Fernandes ZO-3 VH Painted
これは完全にKISSから逸脱してて、かの有名なVAN HALENのペイントを模したヤツです。 元々赤のスタンダードなZO-3でしたが、ボディのあちらこちらにキズがあったり、一本持ってるのもあって普通のZO-3持ってても・・・という思いからペイントモデルにしようというコトにしました。 最初はKISS風にブロークンミラーかな?とかも思ったんですけど、そこまで映えるようなギターにならんだろうし、何か面白いペイントを・・・ペイントといえばVAN HALEN!。 単純ですがそう決めていつかやってやろうというコトにしました。 そしてその時が来たのです・・・・。 元が赤というコトもあって赤ベースの白黒ストライプかなって思ってたんですけど、塗る順から言うと赤は最後の方なんすね・・・なもんでんじゃどうする??でも、黒黄バージョンよりあの鮮烈なイメージはやはりこのカラーしかないと思いきり、色々資料を集め材料も取り揃え作業に掛かりました。 最初はスプレーが乗り易いようにペーパーがけすりゃいいかなって軽くやったんですけど、どうも気持ちが落ち着かない・・。 んで、結局全部剥がすコトにしました・・・・これがまた結構な塗装膜で(T-T)、思いきり荒いペーパーでガシガシ削り落とす感じで、丁度いいのでキズの部分も取り去るつもりで削っていきました。 下地がすっかりでていい感じになったんで、いっそこのままクリア吹いたらどうか?って思ったのですが、頭にあるEVHモデルのものが現実に欲しくなってしまったので、ペイントを実行!!。 真っ白に生まれ変わったZO-3はそれはそれで美しい感じになりました。 ここでも「このまま白いZO-3でもいいのでは・・」と思いましたが、それじゃ大してノーマルと変わらないじゃん!という事で、マスキングテープをおもむろに、そして深く考えながら巻いていきました。 スピーカ上にあるなんちゅうんでしょう不思議なマークも一応最近のEVHモデルwolfgangの模様を真似て再現してみました。 しかし、ペイント作業は素人なワタシ・・・とりあえずそういうマスキングとかの作業は知りながら・・・そして薄く何回も塗っていくという鉄則を知りながら、ドカンと厚く塗ってしまい、白は溶けるは、ダレるは・・・みるみるウチに気持ちが萎んでいくので、思いきり一からやり直すことにしました。 一旦また下地を出してから白を塗り、ここまではそりゃ順調です・・・しっかり陰干しで吊るして乾かしました。 んで、マスキングテープでマスクした後に赤を軽く吹いてやります・・・あれ?・・・テープを貼ったトコも下地の白が溶けちゃうな・・・なんで・・・???(T-T)。 どうも吹いたスプレーがマスキングテープを超えて溶かしてしまうようで、その後からはテープを2重に貼ったり色々工夫をしていきます。 一応マスキングも仕上がりを意識して、目玉のLEDやボリュームノブは白のライン上に来るように、スイッチ類もその上に来ることで逆に目立たせないように配慮しました。 そこで気になったのですが、上のZO-3と同じでディストーション回路を埋めこんでいるこのZO-3なんですが、今回は外してしまおうと思っていました。 で、ボリュームと電源スイッチの間に開けたそのディストーション用のスイッチ穴をどうするかが、最後まで決めかねていました。 最終的にはここにそのままミニスイッチを置いたのですが、ハムバック/シングルのタップスイッチにしてしまいました。EVHモデルから関係ないですけど・・・・。 ヘッド部分もマスキングして赤白黒に塗るつもりでしたが、やっぱりこっちも失敗をしまして一旦剥がしています。 その時まではメーカーのシール部分は残していたのですが、どうにもうまく残せそうにないので、もう面倒になってwolfgang風に黒く塗ってしまおうと思い立って、一気に黒を吹いてしまいました。 出来映えはいい感じでネックだけは一人前の見栄えになりました、最終的には空き缶にペーパーを巻いてこれまたwolfgangの様に丸く削り取って、ヘッドの周りのエッジを削り落として最終的にクリアを吹いて完成、美しい?カーブを描いたヘッドが出来あがりました。 ボディも幾度の困難を乗り越えクリアを吹き付け完成。 スピーカ部分もボディのラインに合わせてペイントしました。ちょうど錆びてる部分もあったので丁度良かったです。 全てのパーツを組み上げ、アンプ回路も元に戻して、ピックアップからタップを取りだしてスイッチを付けて完成。 尚、既に手放しています。 |