おい!おい!ヴィニー・・そのメイク・・

1981 - 1983

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予感は的中し、よく判らないベストアルバム "Kiss Killers:キッス・キラーズ" が発表されます。
せこいジャケットで未発表作が入っていますが、それよりもエース交通事故を起こしたとか、バンドを辞めるとか辞めないとか噂が流れてきて、KISS存続が危ぶまれてきたなと内心思っていた時期です。
さらにスタジオアルバム "Creatures Of The Night:クリーチャーズ・オブ・ザ・ナイト" ではエースの顔もジャケットで確認出来ましたが実際には殆ど参加していない様で全体のイメージもメタル色濃くパンチは効いているが「以前のKISSは何処にもいない」という印象を受けることになります。
この辺で僕自身就職やらで忙しく興味が薄れてきてあまり聴かなくなっていました。
洋楽ポップが流行っている頃だったのである日会社の帰り何かないかな?とレコード屋を散策していると何か見覚えのある「顔」が・・・・・ロゴが・・・・・。
輸入盤コーナーに置かれたKISSの素顔ジャケット・・"Lick It Up:リック・イット・アップ"です。
ジーンは相変わらずベロは出してるは、ポールの素顔はまんま Starchild ではあったのですが「あぁ、素顔を出したのか・・・」と落胆せずにはいられなかったでした。
そのまま帰れるハズもなく日本盤を買い求め感慨深く家で聴いたものですが落胆激しくあまり聴いていません。
フジテレビ系でやっていた「オールナイト・フジ」のレポーターがKISSのプロモ撮影現場("All Hell's Breakin' Lose:オール・ヘルズ・ブレイキン・ルース")に潜入しジーン、ポールとのインタビューや撮影風景を流していたのですが、アホな女子大生と絡んでるというイメージがあって落ちぶれたんかな?と余計悲しくなりました。
だんだんテンション下がってますね・・・
ここで完全にKISSのアルバムを発表毎に購入する事はしなくなりました。
その対象は甲斐バンドの方に向いていたのです。



And Next Time...