2007-2010

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2007年はKISSが初来日してから30年の記念すべき年なんですが、昨年KISSの来日があったことすら忘れてしまったかのような日々を過ごしていました。
興味はポールのソロツアーやKISSOLOGYの今後の展開などに向いていってしまいました。
そんな中、今度はポールの来日が噂され始めました。
どうもソロツアーでやってくるというもので、4月にオーストラリアでのツアー日程が決まったりと、いつものパターンにハマってきたようで、なにやら真実味を帯びてきました。
よくある話でBURRN!にインタビュー記事が載ると来日するぞ!っていう流れなんですが、マジ決定!って感じになっていました。
あとは日程の発表を待つばかり・・・しかし!オーストラリア公演は追加も発表になりながら、肝心の日本公演はどうやら無い様子。
肩透かしを食らったようで、ショックを隠しきれません。
まぁ、結局その後、このツアーの模様はDVDとなって発売になったんで、良かったんですが・・・。
前回のソロツアーの様にBootlegだけでしか目や耳に届かなければ、欲求不満が爆発していたことでしょう。
ただこのツアーのセットリストが素晴らしかったので、日本公演が実現しなかったのは残念としか言いようがありません。
オーストラリアでのセットリストを例にしてみると・・・・
  1. Live to Win
  2. Hide Your Heart (KISS)
  3. A Million to One (KISS)
  4. Got to Choose (KISS)
  5. Move On
  6. Bulletproof
  7. Tonight You Belong to Me
  8. Lick It Up (KISS)
  9. Wouldn't You Like to Know Me
  10. Magic Touch
  11. I Still Love You (KISS)
  12. Strutter (KISS)
  13. Every Time I See You Around
  14. Do You Love Me (KISS)
  15. I Want You (KISS)
  16. Love Gun (KISS)
  17. I Was Made for Lovin' You (KISS)
  18. Shandi (KISS)
  19. Detroit Rock City (KISS)
  20. Goodbye
これだもの、肝心の"LIVE TO WIN"からのナンバー(太字)が少ないのはちょっとアレですが、KISSの曲のメインを書いているわけなのでソロツアーでバンドの曲を並べても名曲だらけになってしまうのがポールならではです。
あぁ、これはやはり見たかったですねぇ・・・今となってはため息しか出ません。

2008年にはピーターが「乳がん」を患い治療・復帰したとニュースにのぼりました。
よりによって「乳がん」か・・・と思いましたが、男性でも乳がんを発症する可能性があると注意を促す啓発をしたのは良いことだと思う。
でも、ピーターのこれまでの言動や行動を見ていると、素直に喜べないっていうか褒めてあげたくなくなるのよね。
1stアルバムの頃から自分に歌わせろ的な発言を都度繰り返し、実現しないとバンドを抜けるという脅迫をずっと続けた挙句、ドラッグで身を破滅させバンドを退いた割に利益と名声を求めるためにバンドに近づき、往年と同じ事を結局繰り返す。
アホとしか言いようがありません。確かに"ALIVE!"の頃までのプレイを聞いていると、凄かったなと思うんだけどね。
なもので、この話題は正直どうでもいいです。

更にピーターの話題が続きますが"Cat1"以来実に13年ぶりにアルバムを発売するという話が出てきました。
こちらは出れば聞いてみるかな、程度で興味はあまり湧かないんですが・・・案の定リリースしても何度か流し聞きしただけで終わってしまいました。興味が無いと聞く耳も持たない悪い性格なので・・・・。
あまりにもさらっと流し過ぎなので簡単に書いておくと、アルバムタイトルは「ONE FOR ALL」(一人は万人のためにと訳せばいいのかな?)で、ジャケットには地球を取り囲んでタイトルが書かれ、周りは世界各国の国旗が並んでいます。
泣かせるのがアルバムタイトルの「ONE FOR ALL」の「LL」の部分で、今は無き世界貿易センタービルで表されています。
全篇スローな曲でラストが"SPACE ACE"なんてタイトルなんで気にして聞いてもインパクトが無く、印象にも残らない・・・あぁ。
KISS時代のソロアルバムは絶賛している自分だけれど、これは・・・。

そしてKISSOLOGY。
以前から話題になっていたKISSの歴史を辿るビデオシリーズがいよいよ発売となりました。
しかし、日本盤が出る様子もなく、字幕なし・リージョン1という環境でも日本のKISSファンもAmazonを始めとした流通ルートや、個人のツテを頼り購入していた。
なぜか・・・流通ルート毎にボーナスディスクの内容が異なるという、ややこしいコトをしてくれたからに過ぎない。
メインでAmazonで購入しつつ、ネットに流出するISOイメージや友人が手に入れたディスクで補完も難なく出来てしまうあたり、いいのだか・・・。
兎に角、このKISSOLOGYシリーズはVol.3までリリースされるコトになる。

KISSは2007年はHit 'N' Run Tourを始めるが、さすがに来日の話は上がらない。
2008年にはALIVE35(WORLD WIDE/35) Tourが久々のヨーロッパも含めたツアーとなり、熱狂している情報を横目で見ていた。
このツアーでは以前のInstant CDと同様に、各公演がLive CDとなってリリースされた。
(この頃からポールの声の衰えを感じるようになった)
And Next Time...